不動産投資と株式投資、どちらを選ぶべきか悩んでいる人
不動産投資がいいのか、株式投資がいいのかで悩んでいます。
どちらの投資がオススメでしょうか?
メリット・デメリットと一緒に教えてください。
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 不動産投資 VS 株式投資どちらがオススメ?
- 不動産投資のメリット・デメリット
- 株式投資のメリット・デメリット
この記事を書いている私は、現役の不動産&株式投資家です。
脱サラした現在も、両方の投資を続けており、どちらも10年以上の経験があります。
なので、それぞれのメリット・デメリットをよく知っています。
今回の記事を読むことで、「不動産投資と株式投資を使い分けるコツ」と「不動産投資ののメリット・デメリット」、「株式投資のメリット・デメリット」がわかるようになります。
投資系の副業をはじめることで、脱サラできる可能性が大きくなります。ぜひ本記事をご覧ください!
※記事は3分くらいで読み終わります。
不動産投資 VS 株式投資どちらがオススメ?
副業で投資をする場合、不動産投資と株式投資はどちらがオススメなのか?
結論は、下記のとおりです。
- 目的別に、不動産投資と株式投資を使い分けよう!
- 不動産投資と株式投資を両方やって、「良いとこ取り」をしよう!
具体例とともに、一緒に見ていきましょう!
- その①:サラリーマンを続けながら、毎月の収入を増やしたい
- その②:自己資金を着実に運用したい
- その③:自己資金を2倍以上に増やしたい
- その④:将来の安定収入を確保したい
- その⑤:サラリーマンを卒業したい
その①:サラリーマンを続けながら、毎月の収入を増やしたい
おすすめは、不動産投資です。
具体的には、戸建て投資やワンルームマンション投資がよいでしょう。
サラリーマンは金融機関からの評価が高いので、ローンを利用して物件を購入できます。
2~3戸購入し、ローンを完済すれば毎月10~15万円の収入増になります。
こちらの記事をご覧ください。
>> 不動産投資の初心者におすすめの物件は「中古戸建て」です
その②:自己資金を着実に運用したい
株式投資または不動産投資で、自己資金を着実に運用できます。
具体的には高配当株投資 or REIT(リート:不動産投資信託)をおすすめします。
必要な自己資金は、高配当株が10万円前後。REITは10~20万円あればOKです。
どちらの投資も、利回り4~5%くらいは狙えます。
こちらの記事が参考になります。
>> 高配当株投資とは?始め方、メリット・デメリットも解説
>> 100万円で始める不動産投資!具体例と注意点を解説!
その③:自己資金を2倍以上に増やしたい
おすすめは、株式投資です。
具体的には、成長株(グロース株)投資が候補になるでしょう。
利益を得るまでに3~4年は必要ですが、自己資金を2~4倍以上にすることも可能です。
こちらをご覧ください。
>>【2023年版】成長株投資とは?メリット・デメリットを解説
その④:将来の安定収入を確保したい
おすすめは、不動産投資です。
戸建て投資か、アパート1棟経営を行い、家賃を毎月の安定収入にしていきましょう。
アパート1棟または戸建てを4戸所有すれば、毎月15~20万円くらいの家賃収入を確保できます。
>>【体験談】サラリーマンに不動産投資をすすめる理由5つ
>> 不動産投資とはどんな副業か?わかりやすく解説します!
その⑤:サラリーマンを卒業したい
おすすめは、株式投資と不動産投資のハイブリット投資です。
具体的には、下記のとおり。
- サラリーマンを続けながら、株式投資(成長株投資)で自己資金を増やす
- 自己資金とローンを使って、不動産投資(戸建て投資 etc.)を行う
最終目標としては、ストック(資産)で、2,000~3,000万円くらい。
フロー(現金収入)で、月収15~20万円を目指します。
脱サラまでに必要な期間は、10~15年くらい。
なので、サラリーマンになったら、早めにスタートするのがポイントです!
不動産投資のメリット・デメリット
不動産投資には、下記のようなものがあります。
- その①:戸建て投資
- その②:ワンルームマンション投資
- その③:アパート1棟経営
- その④:REIT(リート:不動産投資信託)
それぞれ、メリット・デメリットを解説していきます。
その①:戸建て投資
ファミリー向けの中古一戸建てに投資します。
少ない自己資金で始められると同時に、利回りが高いことが魅力です。
- 物件価格:350~700万円
- 年間の家賃収入:54~72万円(月4.5~6万円×12ヶ月)
- 利回り:10~15%
✓ メリット・デメリット
メリットは下記のとおり。
- 利回り10~15%を狙える
- 少ない自己資金で始めることができる
- 家族向けのため入居期間が長く、安定した運営ができる
デメリットは下記のとおり。
- 空室の場合、家賃収入が0円になってしまう
- 修繕費用が多くかかるケースがある
- 金融機関からの融資を受けにくい
こちらの記事が参考になります。
その②:ワンルームマンション投資
単身者向けの中古ワンルームマンション1室を購入する方法です。
最寄駅から徒歩10分以内、若者が多い都心の物件が投資対象になります。
- 物件価格:500~1,000万円
- 年間の家賃収入:54~78万円(月4.5~6.5万円×12ヶ月)
- 利回り:7~10%
✓ メリット・デメリット
メリットは下記のとおり。
- 利回り10%くらいを狙える
- ローンを利用して購入できる
- 比較的少ない資金で始めることができる
デメリットは下記のとおり。
- 毎月、管理費・修繕積立金の支払いが必要
- 単身者向けのため、退去率が高く運営が安定しない
- 退去の度に、室内のリフォーム費用が必要になる
こちらの記事をご覧ください。
その③:アパート1棟経営
中古のアパート1棟をまるごと購入し、1部屋ずつ貸し出していく投資方法です。
各部屋の間取りは1K~2DK。1部屋につき2.5~5万円の家賃が見込めます。
- 物件価格:1,000~2,300万円
- 年間の家賃収入:120~240万円(月2.5~5万円×4部屋×12ヶ月)※1棟4部屋の場合
- 利回り:8~12%
✓ メリット・デメリット
メリットは下記のとおり。
- 利回り10%以上の物件が比較的多い
- 部屋数が複数あるので、家賃収入が0円にはなりにくい
- ローン完済後に、安定収入になる
デメリットは下記のとおり。
- 物件価格が高い
- 初期費用が多くかかる
- ほかの収益物件に比べて、修繕費用が多くかかる
こちらの記事もご覧ください。
>> 失敗しないアパート投資!ポイントは6つ【現役大家が解説】
その④:REIT(リート:不動産投資信託)
REIT(リート)は「Real Estate Investment Trust」の略称で、不動産投資信託です。
投資家から集めた資金をもとに、オフィスビルや物流施設、マンションなどの不動産を購入。
そこから得られる賃料収入や売却益を投資家に分配する金融商品になります。
参考までに、3銘柄紹介しておきます。
※引用元:JAPAN-REIT.COM 2023年3月31日終値
- 森ヒルズリート投資法人(3234):価格147,600円 利回り4.14%
- 積水ハウス・リート投資法人(3309):価格 71,900円 利回り4.96%
- 阪急阪神リート投資法人(8977):価格138,700円 利回り4.20%
✓ メリット・デメリット
メリットは下記のとおり。
- 4~5%くらいの利回りを狙える
- 少ない資金(10~15万円)で始めることができる
- 運用は専門家が行うので、不動産投資の初心者におすすめ
デメリットは下記のとおり。
- 投資法人が倒産するリスクがある
- 分配金の減額や利回り低下のリスクがある
- 株式と同様に元本割れのリスクがある
株式投資のメリット・デメリット
株式投資の代表的な投資スタイルは、下記のとおり。
- その①:成長株(グロース株)投資
- その②:高配当株投資
- その③:割安株投資
それぞれ、メリット・デメリットを説明します。
その①:成長株(グロース株)投資
成長株投資は、売上高や利益が毎年増加し、今後も増加が見込まれる企業へ投資する手法。
グロース株投資とも呼ばれます。
✓ メリット・デメリット
メリットは下記のとおり。
- 自己資金を2~4倍に増やすことができる
- 自己資金を10倍にすること(= テンバガー)も夢ではない
- 長期投資なので、日々の株価を気にしなくてよい
デメリットは下記のとおり。
- 株価が割高な企業が多い
- 売却益をゲットするのに3~4年は必要
- 株価が下落し、売却損が出ることもある
こちらの記事が参考になります。
>>【2023年版】成長株投資とは?メリット・デメリットを解説
その②:高配当株投資
高配当株投資は、配当利回りの高い企業に投資する手法です。
日本株には、配当利回り5%以上の銘柄が結構あります。
※ちなみに、日本の上場企業の平均配当利回りは、2%くらいです…。
✓ メリット・デメリット
メリットは下記のとおり。
- 配当利回り5%以上を狙える
- 株価の変動をあまり気にせずに済む
- 小型株やベンチャー企業には投資しないので、低リスク
デメリットは下記のとおり。
- 減配や無配のリスクがある
- 成長株のように自己資金を増やせない
- 株価の下落や売却損が発生することもある
こちらの記事もご覧ください。
その③:割安株投資
割安株投資は、企業の利益や資産が市場から評価されずに、株価が安く放置されている銘柄に投資する手法です。
バリュー株投資とも呼ばれています。
具体的には、PER(株価収益率)が10倍以下、PBR(株価純資産倍率)が1倍以下というのが、割安の判断基準になります。
✓ メリット・デメリット
メリットは下記のとおり。
- 株価下落のリスクがある程度限定される
- 株価が2倍以上になることもある
デメリットは下記のとおり。
- 株価がほとんど値上がりしない → バリュートラップ(割安株のワナ)
- 投資する際の判断基準が「株価」になりがち
「株価が安い」という理由だけで、投資をするのはNGです。
割安+高配当 or 割安+成長期待など、プラスαのある銘柄に投資しましょう!
今回は以上となります。