不動産投資に興味があるサラリーマン
「サラリーマンは不動産投資をしなさい!」みたいな記事を目にします。本当に、サラリーマンに不動産投資は、おすすめですか?
おすすめな理由も一緒に教えてください…。
こういった質問に答えます。
本記事の内容
- サラリーマンに不動産投資をすすめる理由5つ
- サラリーマンが不動産投資で失敗しない4つの方法
この記事を書いている私は、大家歴11年の不動産投資家です。
大家になる前はサラリーマンとして、不動産会社に15年間勤務。
不動産とはかれこれ、25年以上の付き合いがあります。
私の経験上、サラリーマンには不動産投資がおすすめです。
ですが、やり方を間違えると失敗する可能性もある、少し危険な投資です。→ 実際に大きな失敗をした不動産投資家(お客さん)を10名以上知っています。
そこで今回の記事では、「サラリーマンに不動産投資をすすめる理由」と、「不動産投資で失敗しなための方法」を丁寧に解説してみようと思います。
25年以上、不動産に関わってきたノウハウをしっかり詰め込みました。ぜひ、今後の参考にしてください!
※記事は3分くらいで読み終わります。
サラリーマンに不動産投資をすすめる理由5つ
サラリーマンに不動産投資をすすめる理由は、下記のとおりです。
- その①:金融機関の融資を受けやすいから
- その②:本業の妨げにならない副業だから
- その③:副業禁止の会社でもできる副業だから
- その④:収入源の多角化になるから
- その⑤:副業として不動産投資は最強だから
1つずつ、解説していきます。
その①:金融機関の融資を受けやすいから
理由の1つ目は、金融機関の融資を受けやすいからです。
通常、不動産投資を行う場合、多くの人がローンを利用して始めます。
ローンの返済期間は、20年以上と長期に渡るので、返済能力を厳しく審査されます。
融資をする金融機関から見ると、毎月お給料が安定しているサラリーマンは、優良なお客様として認識されています。
私の経験上、金融機関が融資をしたい人は下記のとおり。
- サラリーマン
- 公務員
- 教員
- 勤務医 など
反対に、自営業者やフリーランス、個人事業主には金融機関は融資をしたがりません。
収入が不安定だと思われているからです。
その②:本業の妨げにならない副業だから
理由の2つ目は、不動産投資は本業の妨げにならないからです。
物件購入後、不動産投資にともなう面倒なことは、下記のとおり。
- 入居者探し・家賃の集金など → 管理会社に委託可能
- 退去後のリフォームが面倒 → リフォーム会社に一任できる
- 毎年の確定申告が大変では? → 便利な会計ソフトを利用すれば楽ちん♪
不動産投資に関連した面倒なことは、上記のようにすべて対応可能で、物件選びさえ失敗しなければ、とても優秀な副業になります。
その③:副業禁止の会社でもできる副業だから
理由の3つ目は、副業禁止の会社でもできるからです。
不動産投資は個人の資産を活用して、お金を稼ぐ経済行為のため、一般的な副業には当たりません。
私が不動産会社に勤務していた時には、サラリーマンや公務員・教員の方に収益物件を販売していました。
もちろん、副業がらみのトラブルは1件も発生していません。
こちらの記事もご覧ください。
>> サラリーマンの副業禁止は絶対?NG5つとOK2つを紹介
その④:収入源の多角化になるから
理由の4つ目は収入源が1つ増えるからです。
経済情勢が不透明な今、給与以外にも家賃収入があるとかなり安心です。
このブログでは、みなさんに400~500万円台の中古戸建てをおすすめしています。
多くのサラリーマンの方が、無理なく所有できる価格帯だからです。
現金で購入できれば、借主が入居した日から家賃収入(月5万円くらい)が発生します。
ローンで購入した場合でも、「中古戸建て」であれば、10年以内にローンの返済が終わり、家賃収入をゲットできます。
その⑤:副業として不動産投資は最強だから
理由の5つ目は、不動産投資が副業として最強だからです。
サラリーマンにできる副業には、不動産投資以外に下記のものがあります。
- Uber Eatsなどの配達員
- コンビニ、飲食店でのアルバイト
- Webライター、データ入力などの在宅ワーク
- 株式投資、FXなどの投資系副業
ただし、上記の副業には「時間を切り売りする労働収入である」ことや、「投資資金が大きく値下がりするリスクがある」などのデメリットがあります。
一方、不動産投資には上記のようなデメリットはありません。
私が不動産投資を最強だと考える理由は、下記のとおり。
不動産投資が最強!
- 手間や時間がかからず、本業の妨げにならないから
- 物件価格の値下がりリスクが低いから ← 中古戸建てがオススメ!
- 将来の安定収入・不労所得になるから
- 利回り10~15%を狙える投資系の副業だから
もちろん、不動産投資には下記のようなデメリットもあります。
- 物件選びに失敗すると儲からない
- ローンで購入した場合、すぐには収入源にならない
- ある程度の投資資金がないと始められない
- 不動産の知識を得るための努力が必要になる
ですが、これらはすべて攻略可能だと考えます。
次のパートで、「不動産投資で失敗しない方法」を紹介していきますので、引き続きご覧ください!
サラリーマンが不動産投資で失敗しない4つの方法
サラリーマンが不動産投資で失敗しないための方法は、下記のとおり。
- その①:物件選びを慎重に行う
- その②:ローンを多額に組まない
- その③:規模の拡大を目指さない
- その④:ある程度、勉強してから物件を購入する
それでは、解説していきます。
その①:物件選びを慎重に行う
物件選びを間違えないことが、一番のポイントになります。
どのような物件を選ぶかで、不動産投資の成否が90%以上決まると思っています。
下記のような物件はNGです。絶対に選ばないようにしましょう!
- 営業マンが一方的にすすめてくる物件
- 新築ワンルームマンション、新築アパート1棟
- 2,000万円台、3,000万円台の高額物件
- 100万円以下のボロ物件、リフォームが面倒な物件
おすすめは、「400~500万円台」で購入できる「平成築の中古戸建て」です!
理由は、下記のとおり。
- 利回り10~15%を狙える
- 物件価格の下落リスクが低い
- 少ない自己資金で始めることができる
- 地方の物件でも需要があり、かつ安く購入できる
- 家族向けのため入居期間が長く、安定運営ができる
その②:ローンを多額に組まない
ローンを多額に組まないことも重要です。
なぜなら、ローンには一長一短があり、取り返しのつかない失敗(自己破産など)になる可能性もあるからです。
ローンで失敗しないための工夫が、不動産投資を成功に導くカギになります。
- 必要以上に物件数を求めない
- ある程度、自己資金を用意する → 毎月の収支が黒字になるのが理想
- 400~500万円台の中古戸建てに投資する
低金利の日本ですが、今後は金利の上昇も考えられますので、戦略的にローンを利用しましょう!
その③:規模の拡大を目指さない
必要以上に物件数を増やさないことも大切です。
なぜなら、物件数を増やすことに比例して、不動産投資に伴うリスクが高まるからです。
不動産投資のリスクは、下記のとおり。
- ローンの金利上昇リスク
- 地震・火災などのリスク
- 空室、家賃滞納のリスク
- 雨漏り・外壁塗装などの修繕のリスク
サラリーマンが給与以外で、毎月5~10万円の家賃収入があると、かなり余裕ができます。
この場合、中古戸建てを1~2戸所有すれば十分です。
その④:ある程度、勉強してから物件を購入する
不動産投資に必要な知識や情報は、書籍とネットで十分に身につきます。
✓ おすすめの勉強法:書籍
不動産投資に関する書籍は、たくさん出版されています。
10冊くらい読めば、一通りの知識は身につくでしょう。
おすすめ本をいくつか紹介しておきます。
- 浅井佐知子『世界一やさしい 不動産投資の教科書 1年生』ソーテック社
- 藤山勇司『サラリーマンでも「大家さん」になれる46の秘訣』実業之日本社
- 舛添菜穂子『パート主婦、“戸建て大家さん”はじめました!』ごま書房新社
- 加藤ひろゆき『ボロ物件でも高利回り 激安アパート経営』ダイヤモンド社
✓ おすすめの勉強法:ネット
ネットにも、有益な情報がたくさんあります。
おすすめサイトを紹介します。
楽待と健美家は、おもに物件検索で利用しますが、コラムやニュース、不動産投資家のブログなど参考になる情報も満載です。
ぜひ活用してみてください!
今回は以上となります。