不動産投資

【20代で不動産投資】早めに始めるメリットと注意点を解説

2022/07/07

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不動産投資を始めたい20代の会社員

お悩みくん

不動産投資は若いうちに始めると有利だと聞きますが、本当ですか?
不動産投資を20代で始めるメリットを教えてください。
あと、注意点も聞かせてもらえると助かります…。

こういった質問に答えます。

本記事の内容

  • 【20代で不動産投資】早めに始めるメリット4つ      
  • 20代で不動産投資を始める際の注意点5つ 

この記事を書いている私は、大家歴10年ほど。

現在は家賃収入をメインに生活しており、午前中はブログの執筆、午後は読書や田舎の自然を満喫したりしてます。

不動産投資を始めたいという人から、たまに相談を受けることがあります。

その際には、「不動産投資を始めるなら、若いうちにスタートしたほうが有利だよ~」と答えています。

そこで今回は、「20代で不動産投資を始めるメリット」についてお話します。あわせて、不動産投資の注意点についても解説しますので、ぜひご覧ください。

※記事は3分くらいで読み終わります。

【20代で不動産投資】早めに始めるメリット4つ      

20代で不動産投資を始めるメリットは、下記のとおり。

  • その①:若者向けの融資を利用できる
  • その②:ローン返済が早く終了する
  • その③:不労所得を早めに確保できる
  • その④:働き方・生き方の選択肢が増える

それでは、解説していきます。

その①:若者向けの融資を利用できる                

メリットの1つ目は、若者向けの融資を利用できることです。

具体的には、日本政策金融公庫の「女性、若者/シニア起業家支援資金」です。

  • 融資限度額:7,200万円(うち運転資金4,800万円)
  • 融資条件 :女性、35歳未満または55歳以上で新たに事業を始める人
  • 融資期間 :設備資金20年以内、運転資金7年以内
  • 金利   :固定金利、1.62~2.50%  ※2022年7月1日現在

※引用元:日本政策金融公庫「女性、若者/シニア起業家支援資金」

銀行やノンバンクとは審査基準が異なるため、年収や勤続年数などがネックで融資を受けられなかった20代の方は、ぜひチャレンジしてみてください。

こちらの記事が参考になります。

その②:ローン返済が早く終了する                

メリットの2つ目は、ローン返済が早く終了することです。

例えば、25歳でローンを組んだ人の場合は下記のとおり。

  • 日本政策金融公庫で20年のローン(女性、若者/シニア起業家支援資金)を利用した場合 → 45歳でローンは完済
  • オリックス銀行で不動産投資ローン(融資期間30年)を利用した場合 → 55歳でローンは完済

一方、35歳でオリックス銀行のローン(融資期間30年)を利用した場合、ローンの完済は65歳になります。
※日本政策金融公庫の若者向け融資は、35歳以上は利用不可!

その③:不労所得を早めに確保できる                

メリットの3つ目は、不労所得を早めに確保できることです。

20代で不動産投資を始めることで、ローン返済が早く完了し、その後は家賃収入が毎月、不労所得として入ってきます。

また、時間的にも余裕をもって投資ができるため、収益物件を2つ、3つと増やしていくことも可能になります。

その④:働き方・生き方の選択肢が増える              

メリットの4つ目は、働き方・生き方の選択肢を増やせることです。

なぜなら、本業以外の収入源を確保することで、経済的・精神的なゆとりをもてるようになるからです。

具体的には、下記のような人に不動産投資をおすすめします。

  • 給料以外の副収入を増やしたい会社員
  • フリーランスや個人事業主になりたい人
  • 在宅ワーカーになりたい人

こちらの記事も参考にしてください。

>>【体験談】サラリーマンに不動産投資をすすめる理由5つ

20代で不動産投資を始める際の注意点5つ              

20代で不動産投資を始める際には、下記の点に注意しましょう。

  • 注意点①:本業に支障がでないようにする
  • 注意点②:必要以上に規模の拡大を追わない
  • 注意点③:短期間で結果を出そうとしない
  • 注意点④:知識を身に付けてから投資を始める
  • 注意点⑤:自己資金を用意してから始める

それでは、一緒に見ていきましょう。

注意点①:本業に支障がでないようにする              

本業に支障がでない範囲内で、不動産投資を行うことが大切になります。

なぜなら、本業がおろそかになると、給料や昇進、職場の人間関係などに悪影響がでてしまうからです。

ちなみに、私の場合、下記のような感じで不動産投資を行っていました。

※平日(月曜~金曜)

  • 1日20~30分、ネットで物件探し
  • 不動産会社へメールで連絡:資料請求や質問 etc.

※休日(土曜・日曜)

  • 1日3~4時間、ネットで物件探し&不動産投資の勉強
  • 物件見学:購入条件に合った物件のみ

なお、収益物件を購入した後の管理は、不動産会社に依頼することをオススメします。

※管理の委託料は、家賃収入の5%くらい。

時間的な余裕ができると同時に、賃借人(入居者)と話さずに済むので精神的にも楽です。 

注意点②:必要以上に規模の拡大を追わない             

必要以上に規模の拡大を追わないことも重要になります。

不動産投資の本を読んでいると、「借金をうまく活用して、資産1億円を達成した!」などという言葉も目にしますが大変危険です。

なぜなら、今後は金利の上昇も考えられるため、多額の借金は自分の首を絞めてしまう可能性があるからです。

下記の目標であれば、収益物件を2~3戸所有すれば十分です!

  • 本業以外の収入源を確保したい
  • フリーランスや個人事業主になりたいので、安定収入を作っておきたい

とにかく、不動産投資はリスクを少なく、できるだけ安全に行いましょう!

注意点③:短期間で結果を出そうとしない               

短期間で結果を求めないことも、不動産投資家に必要な心構えになります。

なぜなら、不動産投資は時間を味方にして、長期的に運用していくものだからです。

現在は家賃収入のおかげで、田舎で不労所得生活を送っている私ですが、このようになるまで20年くらいかかりました…。

不動産投資は物件選び資金計画を間違えず、
長期的な視点で運用すれば、結果は後からついてきます!

フリー

注意点④:知識を身に付けてから投資を始める   

不動産投資を行う場合には、しっかりと勉強をしてから始めましょう。

その際のポイントは下記のとおり。

  • 投資する収益物件の種類を決める
  • 不動産投資の知識は、ネットや本で学べる

投資する収益物件によって勉強するポイントも少し異なりますので、どのような物件に投資するのかを決めておくと効率的です。

おすすめの投資先は、下記の3つ。

  • ワンルームマンション
  • 戸建て
  • アパート1棟

✓ 不動産投資の勉強方法

不動産投資の知識は、ネットや本で十分に身に付きます。

それぞれのオススメは下記のとおり…。

オススメの本

  • 津村 重行『不動産物件調査入門 実務編』住宅新報社
  • 舛添 菜穂子『パート主婦、”戸建て大家さん”はじめました!』ごま書房新社
  • 加藤 ひろゆき『ボロ物件でも高利回り 激安アパート経営』ダイヤモンド社
  • 東京シティ税理士事務所『個人事業ではじめる アパート・マンション経営がぜんぶわかる本』あさ出版

注意点⑤:自己資金を用意してから始める

不動産を購入する場合、物件価格以外に初期費用(物件価格の約8%)がかかります。

そのため、最低でも初期費用分の自己資金を用意する必要があります。
※金融機関では、物件価格を超えた融資を原則しません!

それでは、具体的にどのくらい自己資金を用意すればよいのか、私がおすすめする戸建て物件(物件価格:500万円)を例にして説明します。

物件価格:500万円
初期費用: 40万円 ※物件価格の約8%
合  計:540万円

なので、必要な自己資金は初期費用分の40万円になります。
※物件価格の500万円は、金融機関からの融資を利用。

なお、物件購入後のトラブル(給湯器の故障など)や空室発生によるリスクに備えるための予備費として、50100万円を別途用意しておくと安心です。

結論:最終的に用意したい自己資金は、90~140万円

こちらの記事も参考になります。

>> 100万円で始める不動産投資!具体例と注意点を解説!

今回は以上です。

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