個人投資家に向いてる人の特徴を知りたい会社員

個人投資家に向いてる人の特徴を教えてください。
あと、おすすめの投資先についても聞かせてほしい…。
こういった質問に答えます。
この記事を書いている私も、会社員の頃から投資を始めました。
運よく、個人投資家に向いていたこともあり、投資に成功して脱サラを達成できました。
ですが、世の中には、個人投資家に向いていないタイプの人もいます。
投資に向いていない人が無理に投資をしても、精神的につらいだけですし、良い結果を出すことも困難です。
そこで今回は、現役の不動産&株式投資家である私が、個人投資家に向いてる人、向いてない人の特徴を解説してみようと思います。
投資を始めようと考えている人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください!
※記事は3分くらいで読み終わります。
個人投資家に向いてる人の特徴5つ

個人投資家に向いている人の特徴は、下記のとおりです。
- その①:コツコツと貯金ができる
- その②:数字を見るのが好き
- その③:勉強や読書が苦にならない
- その④:投資を楽しむことができる
- その⑤:長期的な視点で物事を考えられる
以下で、説明していきます。
その①:コツコツと貯金ができる
特徴の1つ目は、コツコツと貯金ができることです。
どのような投資を始めるにせよ、ある程度の元手は必ず必要になるからです。
例えば、株式投資の場合、50万円の元手を用意できれば、3~4銘柄くらいに投資ができるので、リスクを分散することも可能になります。
その②:数字を見るのが好き
特徴の2つ目は、数字を見るのが好き…、です。
投資は、数字というデータをもとにして客観的に判断することが重要だからです。
ちなみに、株式投資の場合、下記のデータ(数字)を分析します。
- 損益計算書の数字を見て、業績を確認
- 貸借対照表の数字を見て、経営状況を確認
- PERやPBR、ROEなどの数字を見て、投資するか否かを判断 etc.
その③:勉強や読書が苦にならない
特徴の3つ目は、勉強や読書が苦にならないことです。
投資は、経済という生き物を相手にしているため、投資家も日々、進化・変化していかなければならないからです。
私の場合、株式投資のために、下記のような勉強を継続しています。
- 毎朝、日本経済新聞に目を通す
- 毎日、TVer や YouTubeで経済ニュースをチェック
- 個別企業の決算短信(3ヶ月ごと)をチェック
- 3ヶ月に一度、会社四季報を購入し、読破する
- 1ヶ月に最低でも2~3冊は、本を読む
その④:投資を楽しむことができる
特徴の4つ目は、投資を楽しむことができる…です。
株式投資や不動産投資は、イメージとは真逆の本当に地味な作業の連続です。
なので、投資が好きで、投資を楽しむことができないと、長期間に渡って継続することができません。
✓ 株式投資の場合
- 毎日、株価や経済ニュースをチェック
- 日々変化する企業業績を常にフォロー
✓ 不動産投資の場合
- 毎日、不動産投資サイトで物件検索
- 不動産や建築、税金などの勉強が必要
上記のことを楽しんでやれる性格でないと、投資で成功することは難しいでしょう。
その⑤:長期的な視点で物事を考えられる
特徴の5つ目は、長期的な視点で物事を考えられることです。
投機ではなく、「投資」の場合、成果が出るまでには、数年単位の時間が必要になるからです。
例えば、成長株投資の場合、リターンを得るまでには3~4年くらいは必要になります。
お金儲けの神様、邱永漢さんは「株の儲けはガマン料」と言っています。
株式投資は、ギャンブルではありません。成果を出すには、どうしも時間が必要になります。

個人投資家に向いてない人の特徴5つ

個人投資家に向いてない人の特徴は、下記のとおり。
- その①:浪費家である
- その②:一攫千金やギャンブルが大好き
- その③:勉強や努力が苦手
- その④:自分で考えることが苦手
- その⑤:短期間で成果を求めてしまう
以下で、見ていきましょう。
その①:浪費家である
浪費家の人は、個人投資家には向きません。
なぜなら、浪費家の人は投資のための元手を用意することができないからです。
投資をする前に、やるべき事が2つあります。節約 → 貯金 → 投資 の順番です。
浪費家の人は、まずは節約・貯金の習慣を身につけましょう!

その②:一攫千金やギャンブルが大好き
一攫千金やギャンブルが好きな人は、投資家には不向きです。
投資は、日々の勉強や情報をもとに堅実に行う経済行為であって、楽をして目先のお金だけを求めるギャンブルとは、まったく異なるからです。
また、ギャンブル好きな人は、先物取引や暗号資産などに興味を持つ傾向が強いようです。→ ハイリスクで危険なので、NGです!
その③:勉強や努力が苦手
勉強や努力が苦手な人も、個人投資家には不向きです。
なぜなら、不動産や株式などの投資で成功するためには、下記の点がポイントになるからです。
- 日々の情報収集
- 情報を判断するための専門知識
これらの情報・知識を得るためには、毎日の勉強や努力がどうしても必要になります。
その④:自分で考えることが苦手
自分で考えることが苦手な人は、投資家には向かないでしょう。
ネットやSNS上には、おすすめ銘柄の情報が溢れていますが、自分で考えずに株を購入するのは、ギャンブルと一緒になってしまうからです。
株式投資には、「人の行く裏に道あり花の山」という格言があります。
一般大衆とは逆の行動をすることでお宝株に出会えるという意味ですが、
このような行動ができるのも、自分で考える習慣があってこそです。

その⑤:短期間で成果を求めてしまう
短期間で成果を求める人も個人投資家としては、上手くいかないでしょう。
投資だけではなく、仕事でも副業でも一緒ですが、何かしらの成果を得るためには、一定の時間が必要になるからです。
例えば、不動産投資でローンを組んで収益物件を購入した場合、家賃収入を満額手にするには、短くても10年は必要になります。
また、株式投資の場合、優良企業に投資をしても、株価がすぐに値上がりするわけではありません。
個人投資家におすすめの投資先は、結局2つ

個人投資家におすすめの投資先は、下記のとおり。
- その①:株式投資
- その②:不動産投資
それぞれ、見ていきましょう。
その①:株式投資
個人投資家に、まずオススメなのが株式投資です。
株式投資は、少ない元手(10万円くらい)でスタートできて、初心者にも取り組みやすいからです。
株式投資に興味のある方は、こちらの記事が参考になります。
✓ 株式投資のメリット
株式投資のメリットは、下記のとおりです。
- 本業の妨げにならない → 会社員に最適
- 金融リテラシーが身につく
- 投資の知識・経験も身につく
より詳しいことは、こちらの記事をご覧ください。
✓ 株式投資のデメリット
株式投資のデメリットは、下記のとおり。
- 成果を出すためには、日々の努力・勉強が必要
- 株価が大きく値下がりして、元手を失うこともある
- 株式投資だけで生活することは、ほぼ不可能
こちらの記事も、ぜひご覧ください。
>> 【初心者向け】株式投資のリスクとは?対処法も一緒に紹介
その②:不動産投資
投資の本命は、不動産投資です。
何もせずに毎月手元に入ってくる家賃収入は最強です!
とくに、将来、個人事業主やフリーランスになりたい、会社員を辞めたいと考えている人には、おすすめです!
私自身も不動産投資のおかげで、サラリーマンを卒業し、
田舎で不労所得生活を送っています。

✓ 不動産投資のメリット
不動産投資のメリットは下記のとおりです。
- 少ない元手で物件が持てる ← 融資を利用した場合
- 手間や時間がかからず、本業の妨げにならない
- 他の投資に比べて安定した収入源になる
こちらの記事が参考になります。
>> 不動産投資のメリット4つ!注意するべきポイントも解説!
✓ 不動産投資のデメリット
不動産投資のデメリットは、下記のとおり。
- 株式投資に比べて、元手が多く必要になる
- 投資の初心者にはハードルが高い
- 自然災害や空室のリスクがある
こちらの記事も参考にしてください。
>> 不動産投資のデメリットとは?対処法もあわせて解説します
今回は以上となります。