株式投資の情報収集について知りたい人
副業で株式投資を始めました。
株式投資でおすすめの情報源があれば教えてください…。
こういった質問に答えます。
本記事の内容
- 株式投資の情報収集は必要?おすすめの情報源10個!
この記事を書いている私は、投資歴10年以上の株式投資家です。
現在は、小型成長株と高配当株を中心に株式を保有中…。
株式投資で成功するためには、情報収集が欠かせません。
ですが、情報が氾濫している現在は、本当に役立つ情報が見つけにくい状況です。
そこで今回は、私自身が選び抜いた情報源を10個紹介します。
どれも信頼できて、実際に役に立つものばかりです。うまく活用して、株式投資を成功に導いてください!
※記事は3分くらいで読み終わります。
株式投資の情報収集は必要?おすすめの情報源10個!
株式投資の実践で役に立つ、厳選した情報源は下記の10個です。
- その①:日本経済新聞
- その②:会社四季報
- その③:企業のIRページ
- その④:TDnet
- その⑤:Yahoo!ファイナンス
- その⑥:有名個人投資家のブログ・動画
- その⑦:投資信託のマンスリーレポート
- その⑧:JapanStockChannel
- その⑨:新規上場会社情報(日本取引所)
- その⑩:書籍
それでは、一緒に見ていきましょう!
その①:日本経済新聞
日本経済新聞(通称、日経)は、日本経済新聞社が発行する経済新聞。
販売部数は電子版も合せて260万部くらいです。
企業の経営者やプロの投資家、証券会社の社員などに人気のある新聞で、株式情報の他、世界の政治・経済、商品市況など株価に影響を与える情報を幅広く取り扱っています。
✓ おすすめしたい人
株価に影響を与える情報を幅広く知りたい人
✓ 得られる情報
保有している銘柄のフォローや、新規で購入したい銘柄の発掘に使えます。
日経から得られる情報は、おもに下記のとおり。
- マーケット情報
- 企業業績
- 商品市況
- 株価に影響を与える経済・政治の動き
- 株価に影響を与える世の中のトレンド
一部の情報はネットでも無料で読めますが、新聞または電子版の購読をおすすめします。
ちなみに購読料は、新聞(朝刊のみ)は 4,000円/月。電子版は、朝刊・夕刊+有料記事読み放題で 4,277円/月です。
その②:会社四季報
会社四季報(通称、四季報)は、東洋経済新報社が発行する企業のデータブック。
全上場企業3,800社超をすべて網羅している唯一無二の季刊誌です。
日経新聞と同様、プロの投資家や証券会社の社員などの必読書で、私も10年以上購入し続けています。
✓ おすすめしたい人
全上場企業の情報をコンパクトに掲載したものが欲しい人
✓ 得られる情報
有望銘柄の発掘に、四季報は欠かせません!
私の場合も最新号を購入すると、第一優先で目を通します。
得られる情報は、下記のとおり。
- 全上場企業3,800社超の企業データ
- 投資に必要な業績・財務・株主などのデータ
- 3ヶ月に1度更新される四季報独自の業績予想
- 四季報記者の材料記事・業績記事
四季報は、3月・6月・9月・12月年4回発行。1冊2,400円です。
気になる企業をすぐに調べられるように、常に手元に置いておきましょう!
その③:企業のIRページ
上記は、私の投資先の1つ「トビラシステムズ(4441)」のIRページです。
✓ おすすめしたい人
投資したい企業の情報を深く知りたい人
✓ 得られる情報
IRページでは、下記の資料を確認できます。
- 決算短信:3ヶ月ごとの決算内容がわかる
- 決算説明資料:決算内容が図や表で説明されていて、わかりやすい
- 中期経営計画:3~5年後の企業の売上・利益目標がわかる
- 有価証券報告書:企業を深く分析する際のおすすめ資料
これだけの情報がすべて無料で手に入ります!
本当にいい時代になりました…。
その④:TDnet
TDnet(適時開示情報)は、東京証券取引所が運営するサイト。
その日に公開される各企業の決算情報をまとめて確認できるため、時間の節約になります。
✓ おすすめしたい人
上場企業の公開情報をまとめて、いち早く知りたい人
✓ 得られる情報
TDnetで得られる情報は、おもに下記のとおり。
- 決算短信
- 中期経営計画
- 業績予想の修正(増額・減額)
- 配当金について
- 株式分割について
ちなみに、有価証券報告書はEDINET(金融庁が運営)で確認できます。
その⑤:Yahoo!ファイナンス
Yahoo!ファイナンスは、投資やマネー情報が満載の総合金融サイトです。
みなさんも何度か利用されているのではないでしょうか?
✓ おすすめしたい人
株式やマネー情報を手軽に無料で利用したい人
✓ 得られる情報
最新の経済ニュース・株式市況・個別株の材料・決算発表・IPOなど。
情報は盛りだくさんですが、私の場合、おもにランキングを利用しています。
※ランキングの利用例
- 配当利回りランキング → 高配当株( 配当利回り5%以上)を探すため
- 値下がり率ランキング → 割安の成長株を探すため
- 時価総額下位ランキング → 時価総額の小さい成長株を探すため
その⑥:有名個人投資家のブログ・動画
私がフォローしている個人投資家は、下記のとおり。
- 五味 大輔さん
- 片山 晃さん
- 奥山 月仁(エナフン)さん
- ろくすけさん
- 坂本 彰さん
- 井村 俊哉さん
参考になるブログ・動画を紹介しておきます。
ブログ
動画
・坂本彰の日本株チャンネル
・Zeppy投資ちゃんねる:井村俊哉さんの動画
✓ おすすめしたい人
成功した個人投資家の投資スタイルや思考法を知りたい人
✓ 得られる情報
- どのような投資スタイルで投資しているか
- どのような銘柄に投資しているか
- 現在の株式市場や経済状況をどう判断しているか
- 今後の有望な業界や業種、銘柄について
その⑦:投資信託のマンスリーレポート
投資信託のマンスリーレポートを見ることで、プロの投資家がどのように市場を分析しているかや投資している銘柄を知ることができます。
私がチェックしている投資信託は、おもに下記のとおり。
成長株
- DIAM 新興市場日本株ファンド
- 企業価値成長小型株ファンドァンド
高配当株
- 三井住友・配当フォーカスオープン
- 好配当日本株式オープン
また、運用報告書、目論見書を確認すれば、投資している銘柄がすべてわかります。
✓ おすすめしたい人
プロの投資家の視点を知りたい人
✓ 得られる情報
- どのような銘柄に投資しているか
- 今注目している商品・サービス、業種・業界など
- 今後の株式市場をどう判断しているか
- 日本経済・世界経済の見通しについて
その⑧:JapanStockChannel
JapanStockChannelは、新興企業の経営者が、自社の成長戦略を語るトーク番組。
普段は見られない経営者の素顔や人間性も垣間見える貴重な動画です。
個人的には、ライトアップ(6580)の白石社長と、ロードスターキャピタル(3482)の岩野社長が登場した回が面白かったです。
ちなみに、第1回のゲストはベクトル(6058)の西江社長。司会者の金(キム)さんも非常に魅力的な方です。
✓ おすすめしたい人
新興企業の経営者の素顔、成長戦略を知りたい人
✓ 得られる情報
- 新興企業の経営者の素顔・人間性
- IR資料よりも少し突っ込んだ、企業の成長戦略
その⑨:新規上場会社情報(日本取引所)
2019年~2023年の過去5年分の新規上場株の概要がわかります。
さらに、「代表者インタビュー」をクリックすると、経営者が自社のビジネスモデルを解説している動画を見ることもできます。
新規上場株はIRページをチェックしても、ほとんど情報が取れないため、こちらのサイトは大変貴重です。
✓ おすすめしたい人
新規上場株の情報を知りたい人
✓ 得られる情報
- 会社概要
- 有価証券報告書(新規上場申請用)
- コーポレートガバナンス報告書
- 代表者インタビュー :stockvoice(動画)が視聴できる
その⑩:書籍
情報収集をする前に、株式投資の基礎を書籍で身につけましょう。
なぜなら、基礎知識がないと情報の良し悪しや価値を判断できないからです。
目的別に何冊か紹介しておきます。
✓ 株式投資の基礎を身につける
- ジョン・シュウギョウ『世界一やさしい 株の教科書 1年生』ソーテック社
- 安恒 理『マンガでわかる最強の株入門』新星出版社
- ロバート・G・ハグストローム『株で富を築くバフェットの法則【最新版】』ダイヤモンド社
✓ 高配当株投資について学ぶ
- 坂本 彰『60歳から10万円で始める「高配当株」投資術』あさ出版
- 窪田 真之『NISAで利回り5%を稼ぐ 高配当投資術 なぜバフェットは日本株を買うのか』日本経済新聞出版
✓ 成長株投資について学ぶ
- ピーター・リンチ/ ジョン・ロスチャイルド『ピーター・リンチの株で勝つ』ダイヤモンド社
- 奥山 月仁『“普通の人”だから勝てる エナフン流株式投資術』日経BP社
- 渡部 清二『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』東洋経済新報社
✓ 億を稼ぐ個人投資家を知る
- 『日本の億万投資家名鑑』日経BP社
- 『日本の億万投資家名鑑 実践編』日経BP社
少し長くなってしまいました…。
今回は以上です。