サラリーマンのメリット&デメリットを知りたい人
サラリーマンになって2年が経ちました。
サラリーマンとして働くメリット、デメリットは何でしょうか?
今後の働き方の参考にしたいので、教えてください…。
こういった質問に答えます。
本記事の内容
- 【体験談】サラリーマンのメリット6つ
- 【体験談】サラリーマンのデメリット5つ
- サラリーマンを続けるか否かの判断基準3つ
この記事を書いている私は、サラリーマン歴20年ほど。
現在は脱サラして、不動産&株式投資家として田舎で生活をしています。
今回は、サラリーマンのメリット・デメリットを以下の視点から話そうと思います。
- サラリーマンを20年続けた経験から
- 個人事業主、フリーランスになった立場から
今回の記事を読むことで、「サラリーマンのメリット・デメリット」だけではなく、「サラリーマンを続けるべきか否かの判断基準」を知ることもできます。
もし、あなたが「サラリーマンを続けるべきか否か」で悩んでいる際には、本記事を参考にしてみてください。
すべて、私の実体験にもとづいて書いています。あなたのお役に立てたら幸いです。
※記事は3分以内に読み終わります。
【体験談】サラリーマンのメリット6つ
サラリーマンのメリットは、下記のとおりです。
- メリット①:毎月、給料という安定収入がある
- メリット②:社会保険料の負担が軽い
- メリット③:自分で仕事を探さなくてもよい
- メリット④:個人ではできない仕事が経験できる
- メリット⑤:お金を稼ぐ仕組みや社会人としての教養が身につく
- メリット⑥:金融機関からの融資を受けやすい
それでは、見ていきましょう。
メリット①:毎月、給料という安定収入がある
メリットの1つ目は、給料という安定収入があることです。
サラリーマンにとっては当たり前のことですが、個人事業主になってみると、給料の有難さが骨身にしみてわかります。
なので、サラリーマンを辞めたい人は、「給料に代わる安定収入をどう作っていくか」が一番のポイントになります。
メリット②:社会保険料の負担が軽い
メリットの2つ目は、社会保険料の負担が軽いことです。
サラリーマンの場合、社会保険料(厚生年金・健康保険など)の支払の半分は会社が負担してくれます。
さらに、社会保険料や所得税などに関する面倒な事務作業も会社がやってくれるので本当に助かります。
個人事業主になると、国民年金や国民健康保険はすべて自己負担…。
毎年の確定申告なども、自分が責任感を持って手続きしなければなりません。
メリット③:自分で仕事を探さなくてもよい
メリットの3つ目は、自分で仕事を探さなくてもよいことです。
サラリーマンの場合、決められた時間に会社に行けば用意された仕事があります。
また、その仕事に対して結果を出していけば、給料もしっかりと支払われます。
個人事業主で働く場合には、
仕事を探す → 仕事を受注する → 仕事をこなす → 報酬を受け取る
という流れになるので、仕事をする以前のプロセス(仕事を探す・仕事を受注する)が一番の課題であり、日々のストレスの原因にもなります。
メリット④:個人ではできない仕事が経験できる
メリットの4つ目は、個人ではできない仕事が経験できることです。
具体的には、下記のような仕事です…。
✓ 具体例:不動産業の場合
- 会社という看板を活かせる仕事:東京駅周辺を開発している三菱地所
- 大きなお金や長い時間がかかる仕事:六本木ヒルズを開業した森ビル
また、上記のような大手企業でなくても、不動産業の場合、「土地の仕入れ・建物の建築・営業・管理」などチームとして仕事をすすめるノウハウを学ぶことができます。
一方で、個人ができる仕事は限られています。
サラリーマンで働いている間は、組織で働くメリットを活かして色々と経験をしておきましょう!
メリット⑤:お金を稼ぐ仕組みや社会人としての教養が身につく
メリットの5つ目は、お金を稼ぐ仕組みや社会人としての教養が身につくことです。
サラリーマンになれば、勤務先の技術やノウハウ、どのようにしてお金を稼いでいるかなどを知ることができます。
また、名刺の出し方や電話対応、営業ノウハウ、組織内での人間関係など、社会人としての教養が身につくことも、大きなメリットです。
将来的に、個人事業主やフリーランスになりたい人は、「勤務先からお金をもらいながらスキルやノウハウを学んでいる」という発想で働くとよいでしょう。
メリット⑥:金融機関からの融資を受けやすい
メリットの6つ目は、金融機関からの融資を受けやすいことです。
サラリーマンは社会的な信用があるため、ローンを組みやすい傾向にあります。
また、金融機関は保守的な組織なので、個人事業主やフリーランスには、積極的に融資をしてくれません。
なので、不動産投資をやりたい人は、サラリーマンの間にローンを組んでおきましょう!
→ 個人事業主になってから、不動産投資ローンを組むのは、かなり大変です。
【体験談】サラリーマンのデメリット5つ
サラリーマンのデメリットは、おもに下記の5つです。
- デメリット①:人間関係に悩まされることが多い
- デメリット②:やりたくない仕事もしなければならない
- デメリット③:自由に働くことができない
- デメリット④:ムダな会議や飲み会に参加しなければならない
- デメリット⑤:サービス残業・休日出勤を頼まれることがある
それでは、一緒に見ていきましょう。
デメリット①:人間関係に悩まされることが多い
サラリーマンをしていると、人間関係に悩まされることが多いです。
会社という組織で働くわけですから、いろいろな性格・価値観の人たちと関わることになります。
その中には、どうしても苦手な人が数名はいるものです。
デメリット②:やりたくない仕事もしなければならない
サラリーマンは、自分の意思に反して、やりたくない仕事を任せらるケースがしばしばあります。
とくに新入社員の頃は、資料作成やコピー取りなどの雑用を頼まれることが多く、自分の仕事に集中できない…、という不満を抱えることがあります。
また、「自分が好きではない商品」や「自分では買わない商品、友達にも薦めたくない商品」を売らなければならない…、という悩みを抱えているサラリーマンは意外と多いものです。
デメリット③:自由に働くことができない
サラリーマンは、勤務地や出社時間が決まっているため、自由に働くことができません。
フレックスタイム制や在宅ワークが少しずつ導入されていますが、それも大手企業の一部にすぎません。
また、収入を増やそうと副業を検討しているサラリーマンも多いと思いますが、副業を解禁している会社も、それほど多くはありません。
少し古い資料ですが、厚生労働省の資料によると、副業を認めている企業は、下記のように10%くらいです。
デメリット④:ムダな会議や飲み会に参加しなければならない
ムダな会議や飲み会などに参加しなければならないことも、かなりストレスが溜まります。
一方、個人事業主やフリーランスには、会議は一切ありません。
また、飲み会なども仲の良い友達や仕事仲間とできるので、ストレスフリーです!
デメリット⑤:サービス残業・休日出勤を頼まれることがある
サービス残業や休日出勤を頼まれることがあるのも、デメリット&ストレスの原因です。
周りで忙しく働いている仲間がいれば、自分だけ先に帰宅することはできません。
また、繁忙期や決算期末などに休日出勤をさせられて疲弊するサラリーマンも多いのではないでしょか?
このような会社では、有給休暇を順調に消化することも難しいでしょう…。
サラリーマンを続けるか否かの判断基準3つ
サラリーマンを続けるか、辞めるかで悩んでいる人は、下記の点を参考にしてください。
- その①:自分の価値観・優先事項を書き出してみる
- その②:理想的な働き方・生き方をイメージする
- その③:給料以外の収入源を作れるかを考える
それでは説明していきます。
その①:自分の価値観・優先事項を書き出してみる
自分の価値観・優先事項を書き出して、それに合った働き方を考えましょう。
私が考える、サラリーマンに向いている人の価値観、個人事業主・フリーランスに向いている人の価値観を下記に挙げておきました。
あなたが考える際の「たたき台」にしてください。
✓ サラリーマンに向いている人の価値観
- 安定した収入・生活を優先
- 社会的な信用・肩書が大切
- 組織・チームで働くことが好き
✓ 個人事業主・フリーランスに向いている人の価値観
- 自由や時間を優先
- 会社やルールに縛られたくない
- 人間関係で疲弊したくない
- 一人で働くことが好き
その②:理想的な働き方・生き方をイメージする
優先事項や価値観を書き出したら、次に自分が理想的だと思う働き方や生き方を書き出しましょう。
例えば、サラリーマンに向いているAさんなら、下記のとおり…。
- 20代は仕事中心の生活、仕事を覚え、社内外に人脈をつくる
- 35歳になるまでに、係長になる。年収600万円達成
- 30代で結婚し、マイホームを購入。子供は2人ほしい
- 40代前半までに、課長になる。年収800万円達成 etc.
個人事業主として働く私(フリー)の場合、理想的な働き方・生き方は下記のとおり…。
- お金よりも自由・時間を優先する
- 面倒な人間関係からの解放! ストレスフリーで働く
- ゴミゴミした都会から脱出! 田舎でのんびりと暮らす
- 価値観や趣味の合う人と生活し、お互いを束縛しない
その③:給料以外の収入源を作れるかを考える
最後に、現実問題として収入源をどうするのかを考えます。
給料以外の収入源を考えられない人は、サラリーマンを続けることをすすめます。
サラリーマンを辞めたい人は、給料以外の収入源を作っていく努力が必要になります。
具体的には、下記のとおり。
- 副業による雑所得
- 株式投資による配当所得
- 不動産投資による不動産所得(家賃収入)
こちらの記事も、ぜひ参考にしてください。
今回は以上となります。