不動産投資におすすめの物件を知りたい人
不動産投資の初心者におすすめの物件を知りたい。
投資するエリアや物件の探し方などについても教えてください。
あと、他の収益物件の概要についても知りたい…。
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 不動産投資の初心者におすすめの物件は「中古戸建て」です
- その他の収益物件の概要とメリット・デメリット
- まとめ
この記事を書いている私は、不動産業界での経験が15年。その後、大家(不動産投資家)になって10年。あわせて、25年の経験があります。
今回の記事を読むことで、中古戸建ての概要、メリット・デメリット、投資するエリア、物件の探し方などがわかります。また、マンション投資やアパート経営の概要についても触れていますので、ぜひご一読ください!
※記事は3分以内に読み終わります。ぜひ、今後の参考にしてください!
不動産投資の初心者におすすめの物件は「中古戸建て」です
いきなり結論ですが、初心者の方へのおすすめは「中古戸建て」です。
ほかの投資物件に比べて利回りが高く、少ない資金で始めることができるからです。高利回りなので、ローンの返済が早く終了します。少額でスタートできるため、投資の第一歩も踏み出しやすいです!
私自身、戸建て投資のおかげで今のリタイア生活を実現できています。また他の収益物件もたくさん検討してきましたが、「中古戸建て」が一番だと実感しています! その理由は、以下でどうぞ…。
戸建て投資の概要とメリット・デメリット
戸建て投資の概要とメリット・デメリットです。
✓戸建て投資の概要
ファミリー向けの「中古戸建て」に投資します。家族向けなので退去率が低く、安定した賃貸経営ができます。
物件は郊外にあっても大丈夫(駐車スペースは必須)。経験を積み、ベテランになると、結構おいしい物件にも出会えます…。
- 物件価格:350~700万円
- 年間の家賃収入:54~72万円(月4.5~6万円×12ヶ月)
- 利回り:10~15%
✓戸建て投資のメリット
メリットは下記のとおり。
- 利回り10~15%を狙える
- 少ない資金(初期費用分)で始めることができる
- 郊外の物件でも需要があり、かつ安く購入できる
- 家族向けのため入居期間が長く、安定した運営ができる
- アパート1棟と異なり、共用部分の維持管理が不要
- ワンルームマンションと異なり、毎月の管理費・修繕積立金が不要
その他にも、「物件価格の下落リスクが低い」「出口戦略の選択肢が多い」などのメリットがあります。
✓戸建て投資のデメリット
デメリットは下記のとおり。
- 空室の場合、家賃収入が0円になってしまう
- 修繕費用が多くかかるケースがある
- 金融機関からの融資を受けにくい
デメリットについて少し解説します。
戸建て投資では、設備、外壁・屋根の修理などの修繕費用が多くかかる場合があります。ただし物件購入前に、工務店・リフォーム会社の人にも確認してもらうことで、これらのリスクを避けることができます(1回の謝礼は1万円くらいです)。
また戸建て投資では、古い物件(建物の耐用年数22年を超えたもの)を購入するケースがほとんど。この場合、民間の金融機関(地方銀行・信用金庫など)からの融資は受けにくいです。
ただし、私がオススメする日本政策金融公庫の場合、古い物件でも融資は可能です!
こちらの記事も、ぜひ参考にしてください。
投資するエリア
投資するエリアについては、下記の2点がポイントになります。
- 人口が4~5万人であれば、全国どこでもOK
- 自宅から車や電車で1~2時間くらいの範囲に限定する
戸建て投資は家族向けのため、一定数の需要があり全国で投資できます。地方でも田舎でも大丈夫です!
ただし、投資する物件は自宅から通える範囲に限定しましょう。不動産は実物資産なので、現地確認が欠かせないからです。
また、東京などの大都市への投資は避けましょう。家賃収入に比べて物件価格が高すぎ、採算が合いません。
物件の探し方
物件はネットで簡単に探すことができます。
不動産投資サイトは、下記の2つがおすすめ。
物件探しのメインは「健美家」で。5万件くらいの物件が常に掲載されていて、検索もしやすいです。
「楽待」に載っている物件は健美家とほぼ同じですが、たまに独自の物件が掲載されていることも…。なので、こちらのサイトも定期的にチェックしておきましょう。
こちらの記事も、ぜひご覧ください。
おすすめの勉強法
おすすめの勉強法は下記の2つ。
- 書籍
- ネット
不動産投資に必要な知識・情報は、書籍やネットで身につきます。
先ほどのサイト(健美家・楽待)には物件情報のほか、コラム・ニュース・ブログなど情報が満載です。ぜひご活用ください!
参考までに、おすすめの書籍とサイトのコラムを少し紹介しておきます。
- 舛添菜穂子『パート主婦、“戸建て大家さん”はじめました!』ごま書房新社
- 加藤ひろゆき『ボロ物件でも高利回り 激安アパート経営』ダイヤモンド社
- パート主婦なっちーの「大家さんはじめました」♪:楽待新聞のコラム
- 加藤ひろゆきさんの不動産投資コラム:健美家のコラム
こちらの記事も、参考になります。
>> 【不動産投資】おすすめのサイト4つ!【現役大家が厳選】
その他の収益物件の概要とメリット・デメリット
「中古戸建て」以外で、人気の収益物件は下記の2つ。
- 中古ワンルームマンション
- 中古アパート1棟
それぞれ解説します。
中古ワンルームマンション
単身者向けのワンルームマンション1室を購入。最寄駅から徒歩10分以内、東京・横浜・大阪などの都心の物件が投資対象となります。
部屋の広さは20~25㎡くらいのコンパクトなものが中心。
新築ではなく、中古の物件をネットで探しましょう。新築物件は価格が高く、収益性が低いからです。
- 物件価格:500~1,000万円
- 年間の家賃収入:54~78万円(月4.5~6.5万円×12ヶ月)
- 利回り:7~10%
✓メリット・デメリット
メリット・デメリットは下記のとおりです。
メリット
- 利回り10%くらいを狙える
- 比較的少ない資金で始めることができる
- 新築ワンルームマンションより安く購入できる
- 新築ワンルームマンションよりも物件価格や家賃の下落リスクが小さい
デメリット
- 空室の場合、家賃収入が0円になってしまう
- 管理費・修繕積立金が必要で、毎月の収支が赤字になりがち
- 単身者向けのため、退去率が高く運営が安定しない
- 退去の度に、室内のリフォーム費用が必要になる
こちらの記事も参考にしてください。
>> 【体験談】ワンルームマンション投資で失敗する理由5つ!
中古アパート1棟
中古アパートを1棟まるごと購入し、1部屋ずつ貸し出していく投資法です。
各部屋の間取りは1K~2DKが中心。単身者や若いカップルなどが入居者になります。
- 物件価格:1,000~2,300万円
- 年間の家賃収入:120~240万円(月2.5~5万円×4部屋×12ヶ月) ※1棟4部屋の場合
- 利回り:8~12%
✓メリット・デメリット
メリット・デメリットは下記のとおりです。
メリット
- 利回り10%以上の物件が比較的多い
- 部屋数が複数あるため、家賃収入が0円にはなりにくい
- 優良物件を購入できた場合、ローン完済後に大きな収入源になる
デメリット
- 物件価格が高い
- 初期費用が多くかかる
- ほかの収益物件に比べて、修繕費用が多くかかる
- 新築アパートが近くに建設されるリスクがある
- 売却に時間がかかる
まとめ
記事のポイントをまとめます。
- 初心者におすすめの収益物件は「中古戸建て」
- 戸建て投資なら、利回り15%が狙える
- 戸建て投資は少ない資金で始められ、運営も安定している
- 戸建て投資にもデメリットがあるので、注意して投資する
- 中古ワンルームマンションや中古アパート1棟も、収益物件として人気がある
こちらの記事も参考になります。ぜひ、ご覧ください!
>> 不動産投資とはどんな副業か?わかりやすく解説します!
>> 戸建投資で成功するポイント6つ!【現役大家が解説】
今回は以上となります。