Catchy(キャッチー)の特徴、始め方を知りたいライター
AIライティングツールの Catchy(キャッチー)に興味があります。
特徴や始め方、メリット・デメリットを教えてください。
こういった質問に答えます。
本記事の内容
- Catchy(キャッチー)とは?
- Catchy(キャッチー)の始め方
- Catchy(キャッチー)のメリット
- Catchy(キャッチー)のデメリット
- まとめ:Catchy(キャッチー)は優秀なアシスタント!
この記事を書いている私は、投資家&ライターです。
ライター歴は3年3カ月。Webライターを2年、ブログ運営を1年3カ月やっています。
今年(2023年)に入って、アメリカの OpenAI社が開発した ChatGPTが話題になっています。
そこで今回は、同じ言語処理モデル(gpt-3)を採用している AIライティングツール、Catchy(キャッチー)の特徴や始め方、メリット・デメリットを解説します。
これからのライターは、将棋や囲碁の棋士のように AIと無関係ではいられません。
ぜひ本記事をキッカケにして、Catchy(キャッチー)の可能性に触れてみてください。
※記事は3分くらいで読み終わります。
Catchy(キャッチー)とは?
Catchyは日本のデジタルレシピ社が開発し、2022年6月にリリースされた AIライティングツールです。
リリース以来、会員数は5万人を突破。
NHKや日本テレビ、TBSなどのマスコミでも取り上げられ、話題になっています。
また、有名ブロガーのマナブさんも、その可能性について自身のブログで語っています。
参考:AIツールで「記事量産」をしつつ、自動的に「SEO収益」を生み出す方法
以下で、Catchyの特徴、料金プランをご紹介します。
✓ Catchyの特徴
用途に応じて、100種類以上の生成ツールが使えますが、私たちライターに関係するものをいくつか書き出してみます。
- 記事作成
- キャッチコピー
- 広告の作成
- マーケティングのアイデア
- メールやLINEの返信作成
とくに魅力的なのが、記事作成の機能の1つ、「記事作成ワークフロー」。
タイトルや導入文、見出し、本文を Catchyがすべて生成してくれます。
✓ Catchyの料金プラン
個人向けの Catchyの料金プランは、上記の3種類(Enterpriseは除く)。
Freeプランでは、全生成ツールを毎月10クレジットまで無料で利用できます。
ちなみに、10クレジットで4~5回くらい文章が生成可能。
ただし、生成する内容によっては、1回の生成で4クレジット消費するものもあります。
まずは Freeプランで試してみて、気に入ったら、Starterプランに切り替えると良いでしょう。
AIがライティング【Catchy】 ※無料で試せます!
Catchy(キャッチー)の始め方
Catchyの始め方は、下記のとおり。
- 手順①:Catchyの公式サイトにアクセス
- 手順②:料金プランFreeの「無料で開始」をクリック
- 手順③:会員登録をする
- 手順④:選択したアカウントをクリック
- 手順⑤:会員登録が完了
- 手順⑥:生成したいツールを選び、文章を生成
それでは、1つずつ見ていきましょう。
手順①:Catchyの公式サイトにアクセス
まずは、下記のCatchy公式サイトにアクセスします。
AIがライティング【Catchy】 ※無料で試せます!
手順②:料金プランFreeの「無料で開始」をクリック
画面を下にスクロールし、料金プランFreeの「無料で開始」をクリック。
手順③:会員登録をする
Google か Facebook のアカウントで会員登録(無料)をします。
手順④:選択したアカウントをクリック
選択したアカウントをクリックします。
※今回は、Googleのアカウントを使用。
手順⑤:会員登録が完了
会員登録が完了し、Catchyのダッシュボードが表示されます。
ちなみに、Freeプランの場合、上記のように10クレジット分が無料で使用できます。
手順⑥:生成したいツールを選び、文章を生成
あとは、生成したいツールを選んで、文章を生成するだけです。
各ツールごとに、消費されるクレジットが表示されているので参考にするとよいでしょう。
✓ Catchyで文章を生成してみた!
Catchyに「サラリーマンにおすすめ、在宅でできる副業」を聞いてみました。
※下記の文章を生成するのに、3クレジット消費。
副収入を求めるサラリーマンにとって、在宅でできるおすすめの副業トップ5は、営業・マーケティング、バーチャルアシスタント、コンテンツライター、フリーランサー、家庭教師です。
営業・マーケティングは、潜在的な顧客やクライアントと接触し、製品やサービスを紹介する仕事です。
バーチャルアシスタントは、データ入力や処理、顧客サービス、アポイントメント設定、コールドコールなど、遠隔地の管理業務を担当するのが一般的です。
コンテンツライターは、ウェブサイトやブログのために魅力的でよく練られたテキストを作成します。
フリーランサーは、グラフィックデザイン、ウェブデザイン、プログラミング、アプリ開発など、特定のスキルセットを提供します。
家庭教師は、自分の知識を活かして生徒の教育を支援する。
引用元:Catchyより
生成された文章(336文字)は、上記のとおり。
さらに Catchyに質問をして文字数を増やしたり、不要な部分(営業・マーケティング etc.)を別のものに変更することも可能です。
Catchy(キャッチー)のメリット
Catchyのメリットは、下記のとおり。
- メリット①:無料でお試しができる
- メリット②:日本語に対応している
- メリット③:生成される日本語が流暢
- メリット④:記事作成の時間や負担を大幅に減らせる
- メリット⑤:人間が思いつかない表現や内容を提供してくれる
1つずつ解説していきます。
メリット①:無料でお試しができる
Catchyでは、Freeプラン(無料)で全生成ツールが利用可能です。
無料で利用できるのは、毎月10クレジットまでですが、翌月には新たに10クレジトが利用(無料)できます。
✓ 10クレジットで生成できる内容
※数字は、消費するクレジット数
- 記事のアイデア:1
- 記事タイトル:1
- 記事の導入文:2
- 記事の見出し:1
- 記事の本文:3
- 記事の結論:1
- メタディスクリプション:1
10クレジットで、1記事(のたたき台)くらいは作成可能です。
メリット②:日本語に対応している
AIライティングツールは、アメリカ発のもの(Autoblogging.ai、Jasper.aiなど)が多く、英語が必要なのがネック。
ですが、Catchyは日本語に完全対応&運営会社も日本の企業(デジタルレシピ社)なので、安心して利用できます。
メリット③:生成される日本語が流暢
Catchyで生成される記事は、人間が書いたような自然な文章…。
下記は先程、Catchyが生成した記事(「サラリーマンにおすすめ、在宅でできる副業」)の冒頭部分です。
副収入を求めるサラリーマンにとって、在宅でできるおすすめの副業トップ5は、営業・マーケティング、バーチャルアシスタント、コンテンツライター、フリーランサー、家庭教師です。
営業・マーケティングは、潜在的な顧客やクライアントと接触し、製品やサービスを紹介する仕事です。
引用元:Catchyより
提案してくれた副業の良し悪しはともかく、文章としては読みやすく書かれています。
メリット④:記事作成の時間や負担を大幅に減らせる
Catchyを利用することで、今まで必要だった記事作成の時間や負担を大幅に減らせます。
※慣れてくると、10~15分くらいで1記事作れます。← 細かい修正やファクトチェック(事実確認)は別途、必要!
Webライターにとっては、記事の構成や推敲、調査などに時間を割けるので、大変助かります。
また、ブログ運営では、記事作成に取られていた時間を、下記の作業に注力できるので魅力的です。
- キーワード選定
- サイト全体の設計
- SNS運用
- SEO対策(内部・外部)
- ライバルサイトの分析
メリット⑤:人間が思いつかない表現や内容を提供してくれる
Catchyが生成する文章は、人間が思いつかない表現や見落としていた内容が含まれることも多く、感心させられます。
Catchyをパートナーにすることで、優秀なアシスタントを雇った感覚になります。
記事作成という作業は、人間よりも膨大なインプットがあるAIの力を借りたほうが良さそうです…。
Catchy(キャッチー)のデメリット
Catchyのデメリットは、下記のとおり。
- デメリット①:Freeプランでは本当の価値を実感できない
- デメリット②:有料プラン(とくにProプラン)の料金が高い
- デメリット③:ファクトチェック(事実確認)が必要
それでは、見ていきましょう。
デメリット①:Freeプランでは本当の価値を実感できない
先述したとおり、Freeプランでは、毎月10クレジットを無料で利用できます。
ですが、Catchyの本当の価値を実感するには、10クレジットでは正直足りません。
おすすめの生成ツールとして、「記事作成ワークフロー」があるのですが、この機能を使って1記事作成すると、7クレジット消費してしまいます。→ 3クレジットしか残らない!
記事作成ワークフローとは?
下記の内容を、Catchyにすべて生成してもらう機能。
・タイトル
・導入文
・見出し
・本文
残念ながら、クレジットをたくさん使える有料プランでなければ、Catchyの本当の価値を実感できません。
デメリット②:有料プラン(とくにProプラン)の料金が高い
上記のように、個人向けの有料プランには、「Starterプラン」と「Proプラン」があり、それぞれ3,000円~/月、9,800円/月です。
正直、Proプランを継続して使うのは高すぎる気がします。
なので、まずはFreeプランで2~3カ月試して、仕事に使えるようなら、Starterプランへアップグレードすると良いでしょう。
デメリット③:ファクトチェック(事実確認)が必要
Catchyに限らず、AIツール共通の課題として、記事の内容や事実の確認は必ず必要になります。
これは、同じ「gpt-3」という自然言語システムを使用している、ChatGPT(チャット・ジーピーティー)にも言えることです。
ただし、記事の内容や事実確認は人間が書いた文章でも必要なので、そこまで気にする必要はないでしょう。
私たちライターは、書き手であると同時に校正者でもあります。
まとめ:Catchy(キャッチー)は優秀なアシスタント!
今回、Catchyを実際に使ってみて、ライター業界でも、AIの活用が当たり前になると感じました。
- ファクトチェック(事実確認)が必要
- Freeプランでは、本当の価値がわからない
上記のようなデメリットはありますが、それを上回るメリット(記事作成の時間・負担を軽減 etc.)が Catchyにはあります。
少なくとも、Catchy をアシスタントとして使うのは、十分に「アリ!」だと思いました。
企業だけでなく、個人もAIをいかに上手く活用するかが、今後の大きな課題になりそうです。
AIがライティング【Catchy】 ※無料で試せます!
今回は以上です。