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【JAL株】株価下落の理由は?買うべきか?大儲けできるかと配当の見通しも解説

2023/11/16

お悩みくん

JALの株価下落の理由は?今、買うべきですか?
JAL株で大儲けできるかや配当の見通しについても教えてください。

こういった質問に答えます。

本記事の内容

  • JALはどんな会社?
  • JALの株価推移
  • JALの株価下落の理由は?買うべきか?
  • JAL100株はいくらで買える?
  • JAL株、株価は今後どうなる?大儲けできる?
  • JAL株、配当は今後どうなる?

こんにちは、ブロガー&投資家のフリーです。

今回は、「JALの株価下落の理由は?買うべきか?」「JAL株、株価は今後どうなる?大儲けできる?」「JAL株、配当は今後どうなる?を中心に解説します。

ポイントは下記のとおり。

  • JAL株で大儲けは可能か?:大儲けは難しいが、今から購入すれば数年後に多少の売却益を狙える。
  • 今、買うべきか?:できれば、2,000円前後で購入したい。現在の株価(2,500円台)での購入も悪くない。
  • JALの株価の見通し:業績が順調に推移すれば、今後数年で3,600円を目指す展開になる…。
  • JALの2025年3月期の予想配当金は、80円と増配見通し。
  • JALの株主優待は、国内線の割引券(50%OFF)と旅行代金の割引券(3~8%OFF)。

※記事は2分くらいで読み終わります。

JALはどんな会社?

JAL(9201)は、日本を代表する航空会社の1つ。

LCC(格安航空会社)のジップエア、日本トランスオーシャン航空、JALスカイ、ジャルパックなど、多数の子会社を傘下に抱えています。

2010年1月に非効率な経営や高コスト体質、リーマン・ショックなどが原因で経営破綻し、株式市場から姿を消すことに…。

その後、京セラ&KDDIの創業者、稲盛和夫氏のもと、業績をV字回復。2012年9月に再上場を果たしました。

現在は、国内線・国際線ともに航空業界で2位。首位のANAホールディングス(9202)の背中を追っています。

また、JALは航空分野だけではなく、マイレージなどの非航空分野にも注力しており、収益の安定化を図っています。

項目内容
社名日本航空
証券コード9201
本社東京都品川区東品川
設立1953年10月
決算3月31日
市場東証プライム
事業内容航空運送、マイレージ
従業員数(連結)36,500名(2024年3月期)
売上高1兆6,518億円(2024年3月期)
配当利回り2.57%(2024年3月期)
株価2,556.5円(2025年3月31日終値)
購入できる証券会社松井証券moomoo証券 など

JAL株は、ネット証券で購入するのが便利で、手数料もお得です。

moomoo証券の場合、日本株の手数料が「無料」です。ぜひこの機会に口座を開設しておきましょう。

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JALの業績推移

JALの過去7期分の業績は、下記のとおりです。

決算期売上高営業利益純利益
2018年3月1兆3,832億円1,745億円1,354億円
2019年3月1兆4,872億円 1,761億円 1,508億円
2020年3月1兆4,112億円 1,006億円    534億円
2021年3月4,812億円-3,904億円-2,866億円
2022年3月6,827億円-2,347億円  -1,775億円
2023年3月1兆3,755億円   650億円    344億円
2024年3月1兆6,518億円 1,409億円955億円
引用元:日本航空 有価証券報告書

JALの業績は、コロナ前と後で著しく変化しました。

WHOが新型コロナの緊急事態を宣言したのが、2020年1月。

それ以降、国内外で「人の移動」が大きく減少しました。

その悪影響をまともに受けたのが、2021年と2022年3月期の決算です。

とくに、2021年3月期は売上高が前期比で3分の1に減少。営業利益・純利益は大幅な赤字に転落しました。

ウィズコロナの時代(2022年秋頃)になって、「人の移動」も徐々に回復。

2023年3月期(2022年4月~2023年3月までの業績)は、売上高が1兆円台を回復。営業利益と純利益も、2期連続の赤字から黒字へと転換しています。

ちにみに、2024年3月期の国内線の旅客数は3,510万人。国際線の旅客数は662万人。

とくに、国内線の旅客数は、コロナ前の水準(旅客数:3,500万人前後)に戻りました。

2024年3月期の業績も好調でした。今期(2025年3月期)も期待できそうです!

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JALの株価推移

JALの株価推移(過去5年分)は、下記のとおりです。

※株価チャートは拡大できます。

JAL 株価チャート5年
引用元:TradingView

JALの株価は新型コロナの影響を大きく受けました。

2020年1月、WHO(世界保健機関)が緊急事態宣言を発表。

株価は大幅に下落し、2,000円を割り込みました。

※株価 2,000円を下回るのは、2012年末以来。

2020年の株価は低空飛行を続け、11月には上場来安値1,556円を記録することになります。

2021年と2022年3月期の決算(2期ともに最終赤字)を乗り切り、株価は少しずつ回復。

※途中、1,801円の安値(2022年3月)を一時的に記録。

2023年6月には、高値3,205円を付けました。

その後株価は、再び軟調な展開に…。

2024年8月には 2,088円と大台割れ寸前まで下落しました。

現在の株価は、2,500円台で推移しており回復途上です。

JALの株価下落の理由は?買うべきか?

JALの株価下落の理由は?

業績が回復傾向にもかかわらず、株価が下落した理由は下記の3点が考えられます。

  • 理由①:投資家の期待とのギャップ
  • 理由②:燃料費等の高騰が収益を圧迫
  • 理由③:国際線の再成長に疑問符

理由の1つ目として、投資家の期待とのギャップが考えられます。

JALの業績はコロナ禍から回復しているものの、投資家の期待値はそれ以上に大きかった可能性があります。

とくに2023年6月の高値は、過度な期待が先行した結果であり、その後の株価は、より現実的な水準へと調整されたと判断します。

理由の2つ目として、燃料費や人件費の高騰が挙げられます。

燃料費等の高騰はJALの収益を圧迫。投資家の懸念材料にもなり、株価にも影響を与えたと考えます。

理由の3つ目として、国際線の再成長に疑問符が生じているがことが挙げられます。

国内線はコロナ前の水準を回復したJALですが、国際線はいまだ回復途上です。

円安の進行や世界各地での紛争リスク等が足を引っ張っています。

日本発の国際線需要の回復には、もう少し時間がかかりそうです。

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今、JAL株を買うべきか?

株価的には軟調な展開が続く JAL。

今、JAL株を買うべきなのか?

あくまでも、個人的な考えですが、現時点では下記のように判断します。

  • 「JAL株で大儲け」は難しいが、今後、JALの株価は業績の回復とともに3,600円を目指す展開になる…。
  • できれば、2,000円前後で購入したいが、2,500円台での購入も悪くない。

※株価3,600円の根拠は、参考:コロナ発生前のJALのEPS・PER・株価をご覧ください。

現在の株価が 2,500円台ですので、今から購入すれば数年後に多少の売却益を狙えるかもしれません。

JAL株へ投資をするベストなタイミングは、株価が2,000円を下回った時点です。
例:2022年3月、2021年1月など(いずれも、株価1,800円台)

フリー

JAL100株はいくらで買える?

JALの株価推移(過去1年)は、下記のとおり。

※株価チャートは拡大できます。

JAL 株価チャート1年
引用元:TradingView

JAL100株を購入する場合、下記で計算できます。

株価 × 100株 + 手数料 = 購入資金

2025年3月31日のJALの終値は、2,556.5円なので、これで計算してみます。

なお、moomoo証券の場合、日本株の手数料は「無料」となっているのでオススメです。

2,556.5円 × 100株 + 0円 = 255,650円

26万円くらいで、JALの株主になれます。

JALの株主優待の内容は? 

JALの株主優待は、JAL・JACなど、国内線の株主割引券と、JALパックツアーの旅行商品割引券です。

✓ JAL・JACなど、国内線の株主割引券

保有株数発行基準日
3月31日
発行基準日
9月30日
100~199株1枚
200~299株1枚1枚
300~399株2枚1枚
400~499株2枚2枚
500~599株3枚2枚
600~699株3枚3枚
700~799株4枚3枚
800~899株4枚4枚
900~999株5枚4枚
1,000~1,099株5枚5枚
1,100~99,999株5枚 + 1,000株超過分
500株ごとに1枚
5枚 + 1,000株超過分
500株ごとに1枚
以下、省略
引用元:JAL 株主優待のご案内

100株以上保有の株主が対象。

JAL・JAC・JTA・RACが運航する国内全路線が対象。割引券1枚でフレックス(普通席はBタイプ)1名分の方道1区間が50%割引になります。

※子供の場合、75%割引になります。

✓ JALの長期保有株主優待制度

なお、3年以上継続保有の株主に対しては、「長期保有株主優待制度」を適用。追加で株主割引券が進呈されます。

保有株数発行基準日
3月31日
発行基準日
9月30日
300~999株追加で1枚追加で1枚
1,000~9,999株追加で2枚追加で2枚
10,000株~追加で3枚追加で3枚
引用元:JAL 株主優待のご案内

JAL株を3年以上継続保有すれば、追加で株主割引券がもらえます!
ただし、300株以上保有が追加進呈の条件なので、注意しましょう。

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✓ JALパックツアーの旅行商品割引券

国内線の株主割引券の他に、JALパックツアーの旅行商品割引券がもらえます。

保有株数発行基準日
3月31日
発行基準日
9月30日
100株~国内用2枚、海外用2枚
200株~国内用2枚、海外用2枚国内用2枚、海外用2枚
引用元:JAL 株主優待のご案内

100株保有の場合、国内用の割引券を2枚と海外用の割引券を2枚、年1回もらえます。

200株以上保有していると、国内用の割引券を2枚と海外用の割引券を2枚、年2回もらえるようになります。

旅行商品割引券の内容

  • 国内ダイナミックパッケージ:3%割引
  • 海外ダイナミックパッケージ:3%割引
  • 海外パッケージツアー:8%割引

引用元:日本航空株主 旅行商品割引券のご案内

株主優待についてのより詳しい情報は、こちらをご覧ください。

参考:株主優待のご案内(JAL企業サイト)

JAL株、株価は今後どうなる?大儲けできる?

株価は、下記の計算式で決まります。

EPS(1株利益)× PER(株価収益率)= 株価

2025年3月期のJALの予想EPSは、228.9円(日本航空 決算短信より)。

JALの過去5期分のPERは、最低が7.7倍、最高が13.3倍(日本航空 有価証券報告書より)。

※PERは、コロナの影響を受けていてない2016年~2019年3月期&2024年3月期の数字を採用。

この2つの数字から、JALの株価を計算すると下記になります。

228.9円 × 7.7倍~13.3倍 = 1,763円~3,044円

あくまでも、計算上ですが、「1,763円~3,044円」という株価が算出されました。

ちなみに、現在のJALの株価は、2,556.5円(2025年3月31日終値)。

PERを計算すると、11.2倍(2,556.5円 ÷ 228.9円)となり、過去5期分のPER(7.7~13.3倍)の範囲内であることがわかります。

コロナ発生前(2015年3月期~2019年3月期)のJALのEPS・PER・株価をまとめましたので、今後の株価を占う上での参考にしてください。

決算期EPSPER株価(3月末)
2015年3月411.1円9.1倍  3,740円
2016年3月481.3円 8.6倍   4,122円
2017年3月456.6円7.7倍    3,526円
2018年3月383.2円11.2倍  4,282円
2019年3月432.1円9.0倍 3,899円
引用元:日本航空 有価証券報告書等

この表からわかることは、下記の2点です。

  • PERの平均は9倍くらい。現在のPER11.2倍はやや高い
  • EPSは、今後の業績次第でまだまだ上昇の余地がある
    現在の予想EPS 228.9円が、今後数年で400円近くになる可能性も…。

以上より、今から数年で、JALの株価は 3,600円を目指す展開になると考えます。

400円 × 9倍 = 3,600円(数年後のJALの株価)

※今後も業績が回復して、EPS(1株利益)が400円台になることが前提。

JAL株、配当は今後どうなる?

JALの配当実績(過去10期分)と、2025年3月期の予想配当金は下記のとおり。

✓ JALの配当金&配当利回り

決算期配当金配当利回り
2015年3月104円2.78%
2016年3月120円2.91%
2017年3月94円2.67%
2018年3月110円2.57%
2019年3月110円2.82%
2020年3月55円2.76%
2021年3月0円
2022年3月0円
2023年3月25円0.97%
2024年3月75円2.57%
2025年3月(予想)80円
引用元:IR BANK、日本航空の決算資料

JALの配当金は、多少の差はありますが、コロナ前までは100円台の分配が行われていました。

コロナ禍(2021年&2022年3月期)は無配に転落したものの、2023年3月期に復配し、25円の配当を実施。

前期(2024年3月期)の配当金も75円と、順調に回復しています。

✓ JAL、2025年3月期の予想配当金

JALの2025年3月期の予想配当金は、80円。前期比で5円の増額です。

今後も、業績の回復が継続すれば、増配の可能性は大きいと考えます。

株価2,600円くらいで購入して、配当金がコロナ前の110円まで増配されれば、配当利回りは4%を超えます。

※ちなみに、東証プライム全銘柄の配当利回りは、2.50%(2025年3月31日、日本経済新聞より)です。

参考までに、JALの配当方針も載せておきます。

継続的・安定的な配当に加え、自己株式の取得を柔軟に行うことで、株主への還元を積極的に行う。

引用元:JAL 配当情報

まとめ:今回のポイント

今回は、JAL(9201)について解説しました。

ポイントをおさらいすると、下記のとおり。

  • JAL株で大儲けは可能か? → 大儲けは難しいが、今から購入すれば数年後に多少の売却益を狙える。
  • 今、買うべきか?:できれば、2,000円前後で購入したい。現在の株価(2,500円台)での購入も悪くない。
  • JALの株価の見通し:業績が順調に推移すれば、今後数年で3,600円を目指す展開になる…。
  • JALの2025年3月期の予想配当金は、80円と増配見通し。
  • JALの株主優待は、国内線の割引券(50%OFF)と旅行代金の割引券(3~8%OFF)。

JALの国内線の旅客数は年間3,510万人と、コロナ前の水準まで回復しました。

今後の課題は、国際線の旅客数の回復ですが、数年以内に実現するものと考えます。

※2024年3月期の国際線の旅客数は年間662万人。コロナ前の水準、年間 850万人に近づいています。

今後も、JALの業績・株価・配当金をウォッチしていきますので、引き続き当ブログをよろしくお願いします!

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※投資判断は、自己責任でお願いします。

今回は以上です。

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