お金を使わずに株の勉強ができる、おすすめのシミュレーションアプリを教えて…。
こういった質問に答えます。
こんにちは、ブロガー&投資家のフリーです。
今回は株式投資の初心者向けに、おすすめの株シミュレーションアプリ&サイトを紹介します。
株シミュレーションアプリの最大のメリットは、ノーリスクで株式投資の練習ができる点。
自己資金を失う心配もなく、株式トレードを思う存分、体験できるのが魅力です。
一方で、ネット上にはたくさんの株アプリが公開されていて、どのアプリを選べばよいのか迷ってしまう方が多いのも事実…。
そこで今回は、私自身が使って良かったと感じた株シミュレーションアプリ&サイトを、6つに絞って紹介します。
「たくさんアプリがありすぎて、選べない!」という悩みをお持ちの方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
※記事は2分くらいで読み終わります。
株シミュレーションアプリを使うメリット
株シミュレーションアプリを使うメリットは、下記のとおり。
- メリット①:お金を使わずにノーリスクで体験できる
- メリット②:実在する銘柄を使ったリアルな練習ができる
- メリット③:学習コンテンツで基礎知識も学べる
以下で解説します。
メリット①:お金を使わずにノーリスクで体験できる
シミュレーションアプリ最大のメリットは、お金を使わずにノーリスクで投資体験ができることです。
- 貴重なお金を失いたくない
- 初心者なのでまずは経験を積みたい
- リスクなしでトレードを体験したい
このような方には、シミュレーションアプリがぴったりです。
メリット②:実在する銘柄を使ったリアルな練習ができる
日本や米国市場に上場する、実際の銘柄(トヨタ、テスラなど)を使ったリアルな練習ができるのもメリットの1つです。
- 実践的な投資体験がしたい
- リアルタイムの株価を使って練習したい
- ニュースが株価にどのように影響するのか体験したい
このような方にも、シミュレーションアプリはおすすめです。
メリット③:学習コンテンツで基礎知識も学べる
シミュレーションアプリは、トレードだけではなく、株式投資の基礎知識も学べるのでおすすめです。
- 株式用語
- 株式投資の基礎知識
- 楽しく学べる投資クイズ
など、様々な学習コンテンツが満載。
トレードと同時にこれらを身に付けることで、「脱・初心者」を目指せます。
株シミュレーションアプリ&サイトおすすめ6選!
おすすめのシミュレーションアプリ&サイトは、下記のとおり。
- その①:moomoo(ムームー)
- その②:株たす
- その③:トウシカ
- その④:まねらん
- その⑤:賢者のポートフォリオ
- その⑥:みんかぶ
1つずつ解説します。
その①:moomoo(ムームー)
moomoo証券- 米株・日本株情報、デモ取引
Moomoo Technologies Inc.無料posted withアプリーチ
moomoo(ムームー)は、2022年10月に日本でリリースされた金融情報アプリ。
アメリカやシンガポール、オーストラリアなど、世界中のユーザー2,000万人以上に利用されています。
日本でのアプリ・ダウンロード数も、2024年5月に100万件を突破! 国内でも人気急上昇中です。
moomooに銘柄を登録すれば、株価がリアルタイムで表示されます。
下記のとおり、デモトレードにも対応。
※日本株と米国株でデモトレードができます。
棒グラフや円グラフ、チャートなどで、視覚的にわかりやすく、企業分析ができるのもmoomooの魅力です。
その②:株たす
株たす-株ゲームアプリでリアル株価の株式投資シミュレーション
GREEN MONSTER .INC無料posted withアプリーチ
株たすは、東京証券取引所からのリアルな株価データ(※)を使った本格的なデモトレードができるアプリ。
※株価の反映には20分の遅れがあります。
「実際にお金を投資するのが怖い」「リアルな株価データで実践的な練習をしたい」という方におすすめです。
実際の株価データを使って、株式投資の勉強ができます。
株式クイズなどを通して、株式投資の基礎を楽しく学べます。
ちなみに、運営会社のグリーンモンスターは、「株たす」の他に、「トウシカ」「FXなび」などの体験型投資学習アプリを多数リリースしています。
※株たすのダウンロード数は、100万件超の実績があります。
その③:トウシカ
つみたてNISA&iDeCoの投資シミュレーション-トウシカ
GREEN MONSTER .INC無料posted withアプリーチ
トウシカは、「投資を始めるための基礎知識がない」「老後の2,000万円って、そもそも何?」など、投資の入門者・初心者におすすめのアプリ。
実際の過去データを使っての株取引シミュレーションや、「つみたてNISA」「iDeCo(イデコ)」などの積立シミュレーションで、投資を楽しく学べます。
株価データは実際のものを使用、リアルな投資体験ができます。
株価チャートは「早送り」や「停止」ができるので、自分のペースで学習を進められます。
また、「つみたてNISA」や「iDeCo」の積立シミュレーションにも対応しています。
※新NISAにも対応しています!
トウシカを上手に活用して、積立投資を学んでいきましょう。
さらに、「投資入門」というコーナーでは、楽しく投資の基礎を学べます。
どのくらい学べたかを「学習率」で確認したり、「おさらいクイズ」で習熟度のチェックもできます。
その④:まねらん
投資運用のデモ取引で学ぶ資産形成と家計管理-まねらん
kuraberu apps無料posted withアプリーチ
まねらんは、アプリ内通貨を使って、「株式」や「投資信託」のデモトレードができるアプリ。
利用者のレベルに応じて給与が毎月支給され、家計管理と資産形成に関する基礎知識を楽しく学べます。
「家計管理と資産形成を同時に学びたい」「投資信託の積立シミュレーションを体験したい」という方におすすめです。
クィックモードで株価の値動きを視覚的に理解できます。
家計管理を身に付けつつ、資産形成を学ぶことができます。
その⑤:賢者のポートフォリオ
賢者のポートフォリオは、ゲーム形式で気軽に株式投資を学べるアプリ。
スマホで気軽に、銘柄選択と模擬投資を体験したい方におすすめです。
なお、賢者のポートフォリオは、2023年1月から入会金・会費無料の「個人会員」プランがスタート。
興味のある方は、まずは下記のプランを試してみてはいかがでしょうか?
※入会から14日間は無料で楽しめます。
その⑥:みんかぶ
みんかぶは、日本株についての「買い」や「売り」の予想、会員同士の意見交換などが行えるコミュニティサイト。
個人投資家による株価や売買予想、会員同士での意見交換ができるので、「市場での人気株は?」「今後、値下がりしそうな銘柄は?」など、投資のヒントがもらえます。
なお、米国株の売買予想がわかるみんかぶ(米国株)もあるので、テスラやアップルなどに投資したい方は、こちらのサイトもチェックしてみてください。
会員登録は無料なので、一度試してみてはいかがでしょうか?
株シミュレーションアプリを使う際の注意点(デメリット)
株シミュレーションアプリを使う際の注意点(デメリット)は、下記のとおり。
- デメリット①:自己資金を使わないので、プレッシャーを感じない
- デメリット②:損失が発生しないため、損切りのテクニックが身につかない
以下で解説します。
デメリット①:自己資金を使わないので、プレッシャーを感じない
自己資金を使わないので、投資に伴うプレッシャーを感じにくいのがデメリットの1つです。
実際の投資では身銭を切って行うため、緊張感やストレスなど、精神面での負担をかなり感じます。
実際のトレードを経験しないと、株式投資の実力は身につきません。
シミュレーションアプリをある程度経験したら、少額で取引ができる単元未満株や10万円以下で買える銘柄への投資に切り替えることをオススメします。
デメリット②:損失が発生しないため、損切りのテクニックが身につかない
実際の資金を使わず、損失も発生しないため、資産管理の大切さが身に付きにくのもデメリットです。
また、資金がゼロになってもゲームを続けられるので、株式投資で重要な「損切り」を学べない点も気になります。
シミュレーションアプリを数ヶ月経験したら、実践に向かいましょう!
株シミュレーションアプリの利用者からよく聞く質問
株シミュレーションアプリの利用者からよく聞く質問をまとめました。
- 質問①:株式投資を独学で勉強する方法を教えて!
- 質問②:投資する銘柄はどのように選べばいいの?
- 質問③:ファンダメンタル分析のやり方を教えて!
- 質問④:テクニカル分析のやり方を教えて!
以下で回答します。
質問①:株式投資を独学で勉強する方法を教えて!
株式投資は独学でも十分に学べます。
具体的には、下記のようなもので勉強するのがオススメです。
- 書籍
- 株式情報サイト
- YouTube
- Twitter などのSNS
これらは、すべて安価 or 無料で利用できるツールです。
まずは、上記4つを上手に活用して株式投資の基礎知識を身に付けましょう!
詳しい勉強方法は、こちらの記事をご覧ください。
質問②:投資する銘柄はどのように選べばいいの?
日本では 約3,900社が上場しており、これらを1社1社調べることは物理的に不可能です。
多くのシミュレーションアプリにも搭載されているスクリーニング機能やランキング機能を利用して、効率的に銘柄を選別しましょう。
個人的におすすめのアプリは、moomoo(ムームー)です。
スクリーニングやランキング機能が使いやすく設定されており、銘柄選択をスムーズに行えます。
具体的な使い方は、下記をご覧ください。
質問③:ファンダメンタル分析のやり方を教えて!
ファンダメンタル分析では、企業が3ヵ月ごとに発表する決算短信(の1ページ目)をチェックすればOKです。
具体的には、下記の項目を確認します。
決算短信のチェックポイント
- 売上高・営業利益・純利益の推移
- 今期の通期業績予想と修正の有無
- 純資産・自己資本比率
- 前期と今期の配当金
詳しくは、こちらで解説しています。
なお、全上場企業の情報を閲覧できる会社四季報を手許に1冊置いておくと、大変便利です。
質問④:テクニカル分析のやり方を教えて!
テクニカル分析は、凝り出したらキリがなく、実践で役に立たないものも結構あります。
まずは、下記の4つを大まかに学べばOKです。
- 株価チャート
- ローソク足
- 移動平均線
- トレンドライン
これらを理解できれば、テクニカル分析の基礎知識としては十分です。
何か1冊、本を読みたい方は、下記に目を通しておくと良いでしょう。
まとめ:今回のポイント
今回は、株シミュレーションアプリを6つ、厳選して紹介しました。
本記事で紹介したアプリは、こちら。
- その①:moomoo(ムームー)
- その②:株たす
- その③:トウシカ
- その④:まねらん
- その⑤:賢者のポートフォリオ
- その⑥:みんかぶ
株シミュレーションアプリを使うメリットは、下記のとおり。
- お金を使わずにノーリスクで体験できる
- 実在する銘柄を使ったリアルな練習ができる
- 学習コンテンツで基礎知識も学べる
その一方で、「自己資金を使わないので、プレッシャーを感じない」「損失が発生しないため、損切りのテクニックが身につかない」などのデメリットもあります。
一定期間、デモトレードを体験したら、少額投資からで良いので、実際の株式投資から学んでいく方法に切り替えましょう。
今回は以上です。