副業で株式投資を始めたい人
副業禁止の会社で働います。
株式投資は副業になるのか教えてください。
株式投資を始める際の注意点についても聞かせてほしい…。
こういった質問に答えます。
本記事の内容
- 株式投資は副業?
- 【会社にバレない】株式投資を副業で始める際の注意点
- 株式投資を副業で行うメリット4つ
- 株式投資を副業で行うデメリット4つ
この記事を書いている私は、株式投資歴10年以上。私も会社員の頃から、株式投資をしていました。
もちろん、会社にバレずにできましたし、大きなトラブルもありませんでした。
現在は株式投資&不動産投資のおかげで、会社員を卒業。田舎でのんびりと不労所得生活を送っています。
今回の記事を読むことで、「株式投資が副業に該当しないこと」や「株式投資を副業で始める際の注意点」、「株式投資のメリット・デメリット」がわかります。
体験談も交えて具体的に解説していきますので、ぜひ今後の参考にしてください!
※記事は2~3分で読み終わります。
株式投資は副業?
株式投資は副業になるのか?
結論は下記のとおり。
株式投資は副業には当たりません。
副業禁止の会社でも、株式投資をして大丈夫です。
なぜなら、株式投資は個人の資産を運用して、売却益を得たり、配当金をもらったりする経済行為だからです。
コンビニのアルバイトやUber Eatsの配達員のように、他の会社から報酬を得ている訳ではないので、副業には該当しません。
どうしても心配な方は、就業規則(または社内規定)をチェックしてみてください。
【会社にバレない】株式投資を副業で始める際の注意点
株式投資は副業には該当しないので、そんなに気にする必要はないのですが、会社にバレたくない人は下記の2点に注意しましょう。
- その①:証券会社の口座開設でひと工夫する
- その②:会社の同僚などには話さない
それでは、解説していきます。
その①:証券口座の開設でひと工夫する
証券会社で口座開設をする際に、「源泉徴収ありの特定口座」を選択してください。
源泉徴収ありの特定口座を選ぶメリットは下記のとおり。
- 証券会社が年間の取引報告書を作成してくれる
- 売却益が発生した場合、税金を差し引いてくれる → 確定申告が不要になる
ちなみに、口座開設の方法には下記の3つがあります。
- 一般口座
- 源泉徴収なしの特定口座
- 源泉徴収ありの特定口座 ← おすすめは、こちら
株式投資に限りませんが、副業が会社にバレる原因は、住民税です。
源泉徴収ありの特定口座を選択すれば、確定申告の必要がなく、
自分で住民税を納税する必要もないため、会社にバレずに安心です。
その②:会社の同僚などには話さない
株式投資を始めて、利益が出るようになると、会社の同僚などに話したくなるものです。
気持ちは良くわかりますが、不用意な発言はNGです。
また、最近はスマホで株取引ができるため、誰かに見られたらアウトです。
社内ではやらないように注意しましょう…。
株式投資を副業で行うメリット4つ
株式投資を副業で行うメリットは、下記のとおり。
- その①:本業からの収入があるので、じっくり運用ができる
- その②:成長株投資で、自己資金を増やすことができる
- その③:高配当株投資で、将来の安定収入を少しずつ確保できる
- その④:株式投資を通じて、金融リテラシーが身につく
1つずつ、解説していきます。
その①:本業からの収入があるので、じっくり運用ができる
会社員の方は本業からの収入があるので、じっくりと株式投資で運用ができます。
株式投資は短期で成果を出しにくいため、じっくり運用ができる会社員は、それだけ有利になります。
3点ほど、アドバイスを…。
- 株式投資は、余裕資金で行う
- 利益を得るためには、3~4年必要だと覚悟する ← 成長株
- デイトレードなど、短期売買で儲けようとしない
その②:成長株投資で、自己資金を増やすことができる
成長株へ投資することで、自己資金を増やすことができます。
成長株は購入した株価の2~4倍、運が良ければ10倍になるからです。
✓ 成長株の選び方・ポイント
成長株の選び方・ポイントは下記のとおり。
- 売上高が毎年20%以上伸びている小型株に投資する
- 時価総額が300億円以下の銘柄に投資する
- 株価の値上がりはタイムラグがあるので、最低でも3~4年は保有する
- 株式分割も狙いつつ、保有株を増やす工夫をする
ちなみに私も、成長株投資で自己資金を4~5倍に増やしました。
投資した銘柄は、日本M&Aセンター(2127)やアークランドサービス(3085)などです。
こちらの記事もご覧ください。
>> 【2022年版】成長株投資とは?メリット・デメリットを解説
その③:高配当株投資で、将来の安定収入を少しずつ確保できる
高配当株へ投資することで、安定収入を少しずつ確保できるようになります。
日本企業の平均的な配当利回りは2%くらいですが、高配当株なら5%以上の利回りを狙えるからです。
✓ 高配当株の選び方・ポイント
高配当株の選び方・ポイントは下記のとおり。
- 配当利回りが5%以上の企業に投資する
- 過去10年間の業績が安定している企業へ投資する
- 過去10年間で、無配や減配がある企業への投資は避ける
- 安定した配当金が確保できている間は、売却しない
高配当株投資については、こちらの記事が参考になります。
配当利回り5%の高配当株投資だけでは、時間とお金が莫大に必要です。
利回り10~15%くらいを狙える不動産投資も併用しながら、安定収入源をつくることがポイントです。
こちらの記事も、ご覧ください。
その④:株式投資を通じて、金融リテラシーが身につく
株式投資は、単なるお金儲けの手段ではありません。
真っ当な株式投資を実践すれば、金融リテラシーもしっかり身につきます。
株式投資で身につくものは、下記のとおり…。
- 決算書を読み解く能力
- 決断力・意思決定能力
- 経済・金融・政治などの知識
- 情報収集能力(ググる能力)
こちらの記事も参考にしてください。
株式投資を副業で行うデメリット4つ
デメリットは、下記のとおり。
- その①:情報収集や銘柄分析の時間を確保しずらい
- その②:株式市場が暴落した場合、本業にも多少の影響がでる
- その③:成長株投資の場合、売却損がでるリスクもある
- その④:配当金のメリットを実感するには、ある程度の資産が必要
それぞれ解説します。
その①:情報収集や銘柄分析の時間を確保しずらい
本業で忙しい会社員の方は、自宅と会社の往復だけで精一杯なのではないでしょうか?
私自身も、副業を始める際の一番の課題は時間の確保でした。
✓ 私が実施した対策
月曜~金曜は毎朝30分。※通勤時間を活用
土曜と日曜はどちらか、1日3~4時間。
合計で週に5~6時間は確保できるので、下記のことが実施できます。
- 月曜~金曜 :株価や経済ニュースをチェック
- 土曜 or 日曜:じっくりと時間をかけて銘柄分析
その②:株式市場が暴落した場合、本業にも多少の影響がでる
株式市場が暴落した場合にはダメージを受けますし、本業にも多少の影響がでます。
私自身も、そのような経験は何度もしてきました。
✓ 私が実施した対策
私がいろいろと痛い経験をした結果、考えた対策は下記のとおり…。
これで、致命的なダメージは避けられます。
- 余裕資金で投資を行う
- 集中投資・短期投資は避ける
- デイトレード・先物取引はやらない
- 自分で調べて納得した銘柄に投資する
その③:成長株投資の場合、売却損がでるリスクもある
成長株投資の場合、売却損をだして大損するリスクもあります。
✓ 私が実施した対策
- 1つの銘柄に集中投資しない
- 1つの銘柄に投資する金額の上限を決める
例えば自己資金が50万円の場合、5銘柄に10万円ずつ投資するようにします。
集中投資に比べてリターンは少ないですが、自己資金を大きく失うリスクは避けられます。
株式投資は、10年・20年と長期に渡って付き合っていく副業です。
短期間で大儲けを狙うのではなく、大損しないことを優先しましょう。
「株式投資をやめないこと」が一番大切です!
その④:配当金のメリットを実感するには、ある程度の資産が必要
配当利回り5%で、年間50万円の配当金を得るには、1,000万円の投資資金が必要になります。
※投資資金と配当金:配当利回り5%の場合
- 投資資金 200万円 × 5% = 配当金10万円
- 投資資金 600万円 × 5% = 配当金30万円
- 投資資金 1,000万円 × 5% = 配当金50万円
なので、株式投資を始めて2~3年くらいは投資資金も少なく、配当金のメリットを実感しにくいと思います。
✓ 私が実施した対策
- 給料からの貯金や副業(在宅ワーク)で自己資金を増やす
- 成長株投資の利益(売却益)で自己資金を増やす
- 配当金をメインの収入にはせず、収入源の1つと考える
- 利回り10~15%を狙える不動産投資(家賃収入)と組み合わせる
今回は以上となります。