【2025年最新】花王の配当金：100株でいくら？いつもらえる？【株主優待につても解説】

こういった質問に答えます。

こんにちは、ブロガー＆投資家のフリーです。

今回は、「花王の配当金、100株でいくらもらえる？」「配当金はいつもらえる？」「花王に株主優待はある？」を中心に解説します。

ポイントは下記のとおり。

※記事は2分くらいで読み終わります。

【2025年最新】花王の配当金：100株でいくらもらえる？

花王の予想配当金（2025年12月期）は、下記のとおり。

時期	配当金
中間配当（2025年6月）	77円
期末配当（2025年12月）	77円
合　　計	154円

同社の配当金は、年2回（中間配当と期末配当）支払われます。

中間配当の77円は実施済み。期末配当も77円を予定しています。2つを合計した、2025年12月期（今期）の予想配当金は154円。

100株を保有している場合、15,400円の配当金を受け取れる見込みです。

※なお、実際の手取り額は 12,272円（20.315％の所得税等が引かれる）です。

ちなみに、2024年12月期（前期）の配当金は152円だったので、今期も増配になる見通し…。

花王の配当金はいつもらえる？

✓ 花王の配当の権利確定日は？

花王の配当の権利確定日は、6月30日（中間配当）と12月30日（期末配当）です。

権利確定日の2営業日前を「権利付き最終日」と言います。

なので、配当金を受け取るためには、「権利付き最終日」までに花王株を購入する必要があります。

✓ 花王の配当金はいつもらえる？

花王の配当金の支払日は、権利確定日から2～3ヵ月後。

具体的には、中間配当が9月上旬、期末配当が3月下旬になります。

花王の配当利回りは何％？

花王の配当利回り（過去10期分）をまとめてみました。

※配当利回り＝ 配当金 ÷ 株価（期末）×100で算出

決算期	配当利回り	配当金	株価（期末）
2015年12月	1.28％	80円	6,255円
2016年12月	1.70％	94円	5,541円
2017年12月	1.44％	110円	7,619円
2018年12月	1.47％	120円	8,154円
2019年12月	1.44％	130円	9,025円
2020年12月	1.76％	140円	7,970円
2021年12月	2.39％	144円	6,019円
2022年12月	2.82％	148円	5,255円
2023年12月	2.59％	150円	5,800円
2024年12月	2.38％	152円	6,388円
2025年12月（予想）	－	154円	－

2015年～2020年12月期にかけて、花王の配当利回りは1％台と低迷…。配当狙いには向かない銘柄でした。

2021年12月期以降、利回りがようやく2％台に乗り（※）、ここ数年は2.3～2.8％くらいで推移しています。

※コロナ禍以降、株価がボックス圏で推移。相対的に利回りが上昇しました。

なお、2025年12月期の予想配当金は154円。花王の2025年9月5日の終値が 6,935円なので、予想配当利回りは2.22％（154円 ÷ 6,935円 × 100）になります。

ちなみに、東証プライム全銘柄の配当利回りは 2.31％（2025年9月5日、日本経済新聞より）なので、市場平均と同程度です。

花王に株主優待はある？

残念ながら、花王には株主優待がありません。

同社のIRを確認しても、下記のとおりで、今後も予定はなさそうです。

花王の株式保有比率は金融機関と海外機関投資家が約7割を占めており、すべての株主の皆さまに対する公平性の観点から、現時点において自社製品などをお届けする株主優待制度は設けていません。

引用元：花王｜花王の株主になるメリット

花王（4452）に関してよくある質問

花王（4452）に関して、よくある質問をまとめてみました。

以下で回答します。

質問①：花王の株価は？配当をもらうにはいくら必要？

花王の株価推移（直近1年）は、下記のとおり。

※株価チャートは拡大できます。

花王の株価（2025年9月5日終値）は 6,935円。売買単位は100株で、配当金も100株保有でもらえます。

同社株を100株購入する場合、計算式は下記になります。

ちなみに、私も利用しているmoomoo証券の場合、日本株の手数料は「無料」となっています。

約70万円で株主になれて、配当金がもらえます。

質問②：花王の配当推移と配当性向を教えて！

花王の配当金・配当性向（過去10期分）は、下記のとおり。

決算期	配当金	配当性向
2015年12月	80円	38.1％
2016年12月	94円	37.1％
2017年12月	110円	36.9％
2018年12月	120円	38.2％
2019年12月	130円	42.4％
2020年12月	140円	53.4％
2021年12月	144円	62.4％
2022年12月	148円	80.8％
2023年12月	150円	158.9％
2024年12月	152円	65.5％
2025年12月（予想）	154円	－

2015年12月期に80円だった配当金は、2024年12月期には152円と9年間で、1.69倍になりました。

連続増配で有名な同社ですが、配当金自体は思ったほどには伸びていません。

とくに、2022年12月期以降は、「148円 → 150円 → 152円」と、2円増配が続いており、イマイチ魅力に欠けます。

2025年12月期の予想配当金も154円と、この傾向には変化がなさそうです。

また、ここ数年の配当性向に関しては60～150％台と、高めです。連続増配を維持するためか、かなり無理をしています。

参考までに、花王の株主還元方針も載せておきます。

• 安定的・継続的な配当の実施を通じた利益還元を重視
• 自社製品等をお届けする株主優待制度はない

引用元：花王｜株主還元方針

質問③：花王の配当性向は高すぎる？

とくに、2022年と2023年12月期の花王の配当性向は、かなり高かったと感じます。

同社の配当金・配当性向の一覧表を再掲します。

決算期	配当金	配当性向
2015年12月	80円	38.1％
2016年12月	94円	37.1％
2017年12月	110円	36.9％
2018年12月	120円	38.2％
2019年12月	130円	42.4％
2020年12月	140円	53.4％
2021年12月	144円	62.4％
2022年12月	148円	80.8％
2023年12月	150円	158.9％
2024年12月	152円	65.5％
2025年12月（予想）	154円	－

上記のとおり、花王の配当性向は、2015年～2019年12月期にかけて、30～40％台でした。

上場企業の配当性向は、30～40％くらいと言われているので、平均的な水準です。

ところが、2020年12月以降は「53.4％ → 62.4% → 80.8% → 158.9％」と配当性向が急上昇しています。

※配当金の原資である「純利益」が減少したことが大きな要因です。

今後、さらなる業績回復が進めば、高めの配当性向も徐々に改善されるのでは？…と考えます。

まとめ：今回のポイント

今回は、花王の配当金について解説しました。

ポイントをおさらいすると、下記のとおり。

花王株に限りませんが、株式投資で「配当金を得る」ためには、的確な情報収集が欠かせません。

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＞＞【moomoo】アプリの使い方とメリット、使ってみた感想を解説！

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投資判断は、自己責任でお願いします。

今回は以上です。