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『沈黙のWebライティング』の書評・要約まとめ【ライター必読】

2023/01/10

※当ブログではアフィリエイトを利用しています。

お悩みさん

『沈黙のWebライティング』の書評・要約まとめを知りたい。

こういった悩みに答えます。

本記事の内容

  • 『沈黙のWebライティング』の基本情報
  • 『沈黙のWebライティング』の書評                                       
  • 『沈黙のWebライティング』の要約まとめ                                  
  • おわりに

『沈黙のWebライティング』は、株式会社ウェブライダーの代表、松尾 茂起さんの著書になります。

※株式会社ウェブライダーは、Webマーケティングの支援サービスを提供している会社です。

「みやび屋」という温泉旅館のWebサイトを、主人公のWebマーケッター(ボーン・片桐)が立て直していく過程を通して、SEO対策の重要性Webライティングのコツを学ぶことができます。

マンガ風のストーリー形式で、初心者でも楽しく読めるように工夫されています。

  • 読者に刺さる文章術を身につけたい人
  • 検索エンジンに評価される文章を書きたい人
  • わかりやすく、読みやすい文章を書きたい人

上記に当てはまる方は、ぜひ本書を一読されることをオススメします。

※記事は3分くらいで読み終わります。

『沈黙のWebライティング』の基本情報

『沈黙のWebライティング』の基本情報については、下記のとおり。

  • 書 名:沈黙のWebライティング
  • 著 者:松尾 茂起
  • 出版日:2022年4月22日  
  • 出版社:エムディエヌコーポレーション
  • 定 価:本体2,100円+税

松尾 茂起さんのプロフィールは、こちらをご覧ください。

松尾 茂起(まつお しげおき)

京都のWebプランニングチーム「ウェブライダー」の代表として、様々なWebコンテンツのプロデュースやWebマーケティング支援を行なう。

また、松尾シゲオキ名義では作曲家、ピアニストとしても活動。

3枚のCDをリリースするほか、「国民文化祭 京都2011」のPRイベントの楽曲をプロデュース。

本質を捉えるプランニングを軸とし、様々なフィールドで活動中。

好きな言葉は「マンドリル」。

引用元:『沈黙のWebライティング』著者紹介より

本書は、7つのパート&エピローグで構成されています。

  • episode 01 SEOライティングの鼓動              
  • episode 02 解き放たれたUSP
  • episode 03 リライトと推敲の狭間に
  • episode 04 愛と論理のオウンドメディア
  • episode 05 秩序なき引用、失われたオマージュ
  • episode 06 嵐を呼ぶインタビュー
  • episode 07 今、すべてを沈黙させる…!!
  • epilogue   沈黙のその先に

各パートのおわりに、ヴェロニカさん(← ボーン・片桐の恋人)の特別講義があります。

この特別講義が本書の肝になりますので、重要なところは何度も読み返して理解を深めましょう!

『沈黙のWebライティング』の書評

『沈黙のWebライティング』の書評を紹介していきます。                        

  • 書評①:SEOライティングのコツがわかる
  • 書評②:読みたくなる文章を書くためのポイントがわかる 
  • 書評③:SEOに強いライターになるための方法がわかる 
  • 書評④:〝稼げる〟ライティングのコツがわかる

それでは、見ていきましょう。

書評①: SEOライティングのコツがわかる

本書を読むことで、SEOライティングのコツがわかります。

著者の松尾さんは、下記の3点をポイントにあげています。

  • Google「ウェブマスター向けガイドライン」を参考にせよ!
  • 読者の悩みを解決することに徹底的にこだわれ!
  • 検索結果1~10位までの記事を徹底的に分析せよ!

ライター初心者は、独りよがりの文章を書きがちですが、スタート時点で、これらのことを知ることで、他のライターを大きくリードすることができます。

ちなみに、SEOとは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の略語で、検索エンジン(Google)に評価されやすいように、Webコンテンツを作成することを指します。

書評②: 読みたくなる文章を書くためのポイントがわかる

本書を読めば、読みたくなる文章を書くためのポイントがわかります。

具体的には、下記のとおり。

  • 冒頭文で、伝えたいことをまとめる
  • 読者に伝わるように、「見やすさ」「わかりやすさ」にこだわる
  • 感情表現をうまく使い、自分事化による「共感」を誘発する

より詳しい内容は、『沈黙のWebライティング』を実際に読んでもらいたいのですが、「見やすさ」「わかりやすさ」について、もう少し深堀りすれば、下記のようなアドバイスが書かれています。

  • 漢字とひらがなの割合に注意する
  • 箇条書きを使い、要点を整理する
  • 改行と行間に気を配り、リズムを意識する etc.

書評③: SEOに強いライターになるための方法がわかる

本書を読むことで、SEOに強いライターになるための方法がわかります。

松尾さんは、下記の4点をあげています。

  • そのコンテンツを届けたい読者は誰か?
  • その読者が、検索するキーワード&意図は何か?
  • その読者が求めているコンテンツの内容は?
  • そのコンテンツと、あなたが作るコンテンツにズレはないか?

これだけの要点に注意して、文章を書けるライターは少ないので、他者との差別化に大いに役立ちます!

書評④:〝稼げる〟ライティングのコツがわかる

本書を読むことで、〝稼げる〟ライティングのコツがわかります。

〝稼げる〟ライティングとは、読者に紹介したい商品を選んでもらうためのラインティングのことで、著者は、下記の4点をポイントとしてあげています。

  • 他にはない独自の強みを知る
  • 他社商品との比較ポイントを伝える
  • 他社に真似されにくい点をアピールする
  • 他社と同じステージで戦わない

ライター初心者にとっては、少しハードルが高い内容かも知れません。

ですが、これらの点を意識して仕事ができれば、「Webライター」から一歩進んで、「ブロガー」としても稼げるようになります。

『沈黙のWebライティング』の要約まとめ

『沈黙のWebライティング』の要約まとめについて紹介します。

  • 要約まとめ①:SEOライティングを身につけよう!
  • 要約まとめ②:検索ユーザー(読者)を第一に考えよう!
  • 要約まとめ③:アフィリエイト・サイトが強い理由とは?
  • 要約まとめ④:論理的な文章を構成する3つの要素とは?
  • 要約まとめ⑤:文章が書けない人にオススメの方法4つ!
  • 要約まとめ⑥:ユーザー(読者)が知りたいのは、「情報」だけ!

それでは、一緒に見ていきましょう。

要約まとめ①:SEOライティングを身につけよう!

  • SEOを意識したコンテンツは「そのコンテンツ(情報)を求めている人を集客しやすい」「継続して露出することができる」という2つの利点がある。
  • GoogleでのSEOを成功させるためには、Googleが提供している「ウェブマスター向けガイドライン」を参考にすることが近道。          
引用元:『沈黙のWebライティング』96pより

要約まとめ②:検索ユーザー(読者)を第一に考えよう!

検索ユーザーにとって利便性が高いコンテンツを考える上で、念頭に置いておくべき考え方があります。

それは、「検索ユーザーは検索したいわけではなく、自分の悩みや質問に関する答えがほしい」というものです。

引用元:『沈黙のWebライティング』90pより

要約まとめ③:アフィリエイト・サイトが強い理由とは?

「アフィリエイト」とは、自分のサイトやブログに商品の広告を設置し、その広告経由で商品が売れた際に報酬がもらえる仕組みを指します。

アフィリエイトサイトの特長は、メーカーがいえないようなことを、第三者視点で発信できてしまうことです。

引用元:『沈黙のWebライティング』166pより

要約まとめ④:論理的な文章を構成する3つの要素とは?

論理的な文章は、基本的には「主張(結論)」「理由」「根拠」の3つの要素で構成されます。

誰かに主張を通したいときには「理由」と「根拠」が必要です。

そして、それらの「理由」と「根拠」の数が多ければ多いほど、その主張は強固なものになっていきます。

理由には根拠なきものはなく、そして、主張には理由なきものはないのです。

引用元:『沈黙のWebライティング』261-262pより

要約まとめ⑤:文章が書けない人にオススメの方法4つ!

どうしても記事が書けないときがあります。

そんなときには、最初からきちんとした記事を書くことを目指さず、以下のような方法を使い、気軽な気持ちで言葉をひねり出してみましょう。

  • 思いつく言葉を箇条書きで書き出してみる
  • スマートフォンの「音声入力」を用いて、思いつくままの言葉を話し、記録していく
  • PCに向かわず、無地の紙にペンを使い、思いつく言葉をドンドン書き出してみる
  • インプットが足りないとアウトプットはできないため、書くことをあきらめて、書籍などを読む
引用元:『沈黙のWebライティング』271pより

要約まとめ⑥:ユーザー(読者)が知りたいのは、「情報」だけ!

SEOを意識したライティングを行う際に忘れてはいけないことがあります。

それは、検索エンジン経由でコンテンツを見に来る人の多くは、文章を読みたいわけではなく、“情報を知りたいだけ” だということです。

もちろん、ユーザーは情報を得るために文章を読むのですが、文章は “あくまでも情報を伝える手段のひとつでしかない” ということを理解しておかなければいけません。

引用元:『沈黙のWebライティング』510pより

おわりに 

今回は、『沈黙のWebライティング』の書評・要約まとめについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか?

私は本書を読むことで、SEOを意識したライティングの重要性を知ることができました。

そして、本書で得た知識をもとにして、Webライターとしてのスキルを磨き、今ではブログ運営を始めるようになりました。

けっして大袈裟ではなく、本書は私をライターとして成長させてくれた恩書です。

  • SEOライティングの本質を理解したい人
  • 心に響く文章、相手に届く文章を書きたい人
  • 集客できる文章、稼げる文章を書きたい人

このような人は、ぜひ『沈黙のWebライティング』を読んでみてください!

ライティング・スキルを向上させたい人には、おすすめの1冊です。

今回は以上です。 

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