日本製鉄とJFEホールディングスの株価が上昇した理由を教えてください。
こういった質問に答えます。
こんにちは、ブロガー&投資家のフリーです。
今回は、「日本製鉄の株価上昇の理由は?」「JFEホールディングスの株価上昇の理由は?」を中心に解説します。
ポイントは下記のとおり。
- 日本製鉄、株価上昇の理由
その①:2期連続赤字からのV字回復
その②:2022年3月期以降の好調な業績 - JFEホールディングス、株価上昇の理由
その①:2022年3月期の業績回復と大幅な増配発表
その②:2期連続の増配発表と高配当利回り
※記事は2~3分で読み終わります。
日本製鉄(5401)の基本情報
日本製鉄はどんな会社?
日本製鉄(5401)は、官営八幡製鉄所の流れをくむ名門企業。
粗鋼生産量で国内1位、世界4位の規模を誇ります。
技術力に定評があり、おもに自動車や船舶などに使われる高級鋼材で圧倒的な地位を築いています。
2019年4月、新日鉄住金から現在の社名に変更されました。
2023年12月、アメリカのUSスチールを約2兆円で買収すると発表したものの、労働組合の反対で政治問題に発展…。今後の行方が注目されています。
参考:USスチール買収、日本製鉄が見誤った労働組合の力(日本経済新聞)
項目 | 内容 |
---|---|
社名 | 日本製鉄 |
証券コード | 5401 |
本社 | 東京都千代田区丸の内 |
設立 | 1950年4月 |
決算 | 3月31日 |
市場 | 東証プライム |
主な事業内容 | 製鉄事業 |
従業員数(連結) | 113,000名(2024年3月期) |
売上高 | 8兆8,680億円(2024年3月期) |
配当利回り | 4.36%(2024年3月期) |
株価 | 3,268円(2024年9月26日終値) |
購入できる証券会社 | 松井証券、moomoo証券 など |
日本製鉄の株価チャート(過去5年の株価推移)
日本製鉄の株価推移(過去5年分)は、下記のとおり。
※株価チャートは拡大できます。
日本製鉄の株価は、2020年4月に上場来安値 798.1円を付けた後、ほぼ右肩上がりで推移しています。
とくに、2023年以降の株価上昇が顕著で、2023年9月には 3,816円を記録。さらに、2024年3月には3,847円の高値を付けています。
※ 3,847円は、798.1円(2020年4月の上場来安値)の4.8倍です!
現在の株価はやや軟調な展開で、3,200円前後で推移しています。
日本製鉄の株価上昇の理由は?
先述のとおり、日本製鉄の株価は2020年の約800円が、2024年の3,800円台へと、4年で4.8倍になりました。
日本製鉄の株価が上昇した理由は、下記の2点が考えられます。
- その①:2期連続赤字からのV字回復
- その②:2022年3月期以降の好調な業績
それぞれ解説します。
その①:2期連続赤字からのV字回復
理由の1つ目は、2期連続赤字からのV字回復です。
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 |
---|---|---|---|
2020年3月 | 5兆9,215億円 | -4,061億円 | -4,315億円 |
2021年3月 | 4兆8,292億円 | 113億円 | -324億円 |
2022年3月 | 6兆8,088億円 | 8,409億円 | 6,373億円 |
上記のとおり、日本製鉄の決算は 2020年と2021年3月期の2期に渡り、最終赤字でした。
この状況下から、構造改革を断行し、2022年3月期に最終利益6,300億円の黒字転換をもたらしたのが、前CEOの橋本 英二氏です。
橋本氏の下では、下記の構造改革が行われました。
- 広島県呉市の製鉄所を閉鎖
- 製鉄所のシンボル、高炉4基を休止
- 大口顧客に対する値上げ交渉
参考:日本製鉄、剛腕トップが新社長に託したミッション(東洋経済オンライン)
この結果、2022年3月期の業績は急回復。2023年以降の株価上昇の要因となりました。
その②:2022年3月期以降の好調な業績
理由の2つ目は、2022年3月期以降の好調な業績です。
日本製鉄の直近3期分の業績と、2025年3月期の業績予想は下記のとおり。
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 |
---|---|---|---|
2022年3月 | 6兆8,088億円 | 8,409億円 | 6,373億円 |
2023年3月 | 7兆9,755億円 | 8,836億円 | 6,940億円 |
2024年3月 | 8兆8,680億円 | 7,786億円 | 5,493億円 |
2025年3月(予想) | 8兆8,000億円 | - | 3,400億円 |
上記のとおり、2022年3月期のV字回復以降、業績は順調に推移。一度も赤字を計上していません。
2025年3月期の業績予想も、売上高は好調をキープ。純利益は減少するものの、3,000億円台を確保できる見通しです。
好調な企業業績を背景に、2023年9月に株価 3,816円を記録。2024年3月には 3,847円(過去10年来の高値)を付けました。
2024年1月、日本製鉄のCEOが橋本氏から今井氏に交代。
今井氏は、脱炭素と海外事業の拡大で「世界一」を目指すとしています。
日本製鉄の株主優待
日本製鉄の株主優待は、下記のとおり。
保有株数 | 株主優待の内容 |
---|---|
1,000株以上 | ・工場見学会への招待(抽選)※年2回 ・経営概況説明会への招待(抽選)※年1回 |
5,000株以上 | ・鹿島アントラーズ、観戦招待(抽選)※年2回 ・紀尾井ホール、演奏会招待(抽選)※年2回 |
株主優待の権利確定月は、3月と9月の年2回。
3月の場合、1,000株以上の株主に対して、工場見学会と経営概況説明会への招待。
5,000株以上の株主に対しては、鹿島アントラーズの観戦や演奏会への招待があります。
9月の場合、1,000株以上の株主に対して、工場見学会への招待。
5,000株以上の株主に対しては、鹿島アントラーズの観戦や演奏会への招待があります。
日本製鉄を1,000株保有するには約330万円、5,000株保有するには約1,630万円が必要。
正直、私たち個人投資家には縁もメリットもない株主優待です。
日本製鉄に関してよくある質問
日本製鉄に関して、よくある質問をまとめました。
- 質問①:日本製鉄の2024年3月期の配当金はいくらでしたか?
- 質問②:日本製鉄の2025年3月期の予想配当金はいくらですか?
- 質問③:日本製鉄の配当推移と配当利回りを教えてください
- 質問④:日本製鉄の2025年3月期の業績予想を教えてください
- 質問⑤:【やばい?】日本製鉄のUSスチール買収はどうなりますか?
以下で回答します。
質問①:日本製鉄の2024年3月期の配当金はいくらでしたか?
日本製鉄の2024年3月期の配当金は、下記のとおり。
時期 | 配当金 |
---|---|
中間配当(2023年9月) | 75円 |
期末配当(2024年3月) | 85円 |
合 計 | 160円 |
上記のとおり、日本製鉄の配当金は2回に分けて分配されます。
中間配当は 75円。期末配当は 85円で、合計160円の配当金でした。
100株を保有している場合、16,000円の配当金を受け取れました。
※なお、実際の手取り額は 12,750円(20.315%の所得税等が引かれる)になります。
質問②:日本製鉄の2025年3月期の予想配当金はいくらですか?
日本製鉄の2025年3月期の予想配当金は、下記のとおり。
時期 | 配当金 |
---|---|
中間配当(2024年9月) | 80円 |
期末配当(2025年3月) | 80円 |
合 計 | 160円 |
上記のとおり中間配当、期末配当ともに80円を予定しています。
100株を保有している場合、前期と同様 16,000円の配当金を受け取れる見込みです。
※なお、実際の手取り額は 12,750円(20.315%の所得税等が引かれる)になります。
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質問③:日本製鉄の配当推移と配当利回りを教えてください
日本製鉄の過去5期分の配当金と、2025年3月期の予想配当金をまとめてみました。
※配当利回り= 配当金 ÷ 株価(期末)×100で算出
決算期 | 配当金 | 株価 (3月末) | 配当利回り |
---|---|---|---|
2020年3月 | 10円 | 925.4円 | 1.08% |
2021年3月 | 10円 | 1,886.5円 | 0.53% |
2022年3月 | 160円 | 2,171円 | 7.37% |
2023年3月 | 180円 | 3,120円 | 5.77% |
2024年3月 | 160円 | 3,668円 | 4.36% |
2025年3月(予想) | 160円 | - | - |
2022年3月期に業績が急回復して以降、日本製鉄の配当金は大幅に増額されました。
2022年3月期以降の配当金は「160円 → 180円 → 160円」で、2025年3月期の予想配当金も160円となっています。
また、配当利回りも大幅に上昇。0~1%台だったものが、4~5%台を狙える高配当株となりました。
ちなみに、東証プライム全銘柄の配当利回りは、2.28%(2024年9月26日、日本経済新聞より)なので、平均の約2倍です。
質問④:日本製鉄の2025年3月期の業績予想を教えてください
日本製鉄の前期(2024年3月期)の業績と、今期(2025年3月期)の業績予想は下記のとおり。
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 |
---|---|---|---|
2024年3月 | 8兆8,680億円 | 7,786億円 | 5,493億円 |
2025年3月(予想) | 8兆8,000億円 | - | 3,400億円 |
売上高、純利益ともに減少の見込みですが、2020年や2021年3月期のような赤字決算ではないので、順調に推移していると判断して良さそうです。
質問⑤:【やばい?】日本製鉄のUSスチール買収はどうなりますか?
日本製鉄は2023年12月、アメリカのUSスチールを約2兆円で買収すると発表しました。
※USスチールの売上高は約2兆8,000億円。粗鋼生産量は約1,500万トン。
粗鋼生産量が約4,300万トンで世界4位の日本製鉄は、今回の買収が成功すれば世界3位に浮上する可能性があります。
脱炭素と海外事業の拡大で「世界一」を目指す
日本製鉄にとって、何としても成功させたい案件です。
ですが、2024年9月現在、労働組合の反対で政治問題に発展…。最終的な判断は、2024年11月のアメリカ大統領選の後になりそうです。
参考:USスチール買収、日本製鉄が見誤った労働組合の力(日本経済新聞)
JFEホールディングス(5411)の基本情報
JFEホールディングスはどんな会社?
JFEホールディングス(5411)は、鉄鋼メーカーのJFEスチールが中核の持株会社。
傘下には、JFE商事やJFEエンジニアリングも名を連ねています。
粗鋼生産量で国内2位、世界10位台の規模を誇ります。
2002年に川崎製鉄と日本鋼管(NKK)が統合して発足。海外展開に積極的で、JFEスチールは約43%、JFE商事は約53%を海外向けに輸出しています。
項目 | 内容 |
---|---|
社名 | JFEホールディングス |
証券コード | 5411 |
本社 | 東京都千代田区内幸町 |
設立 | 2002年9月 |
決算 | 3月31日 |
市場 | 東証プライム |
事業内容 | 製鉄、商社、エンジニアリング |
従業員数(連結) | 62,000名(2024年3月期) |
売上高 | 5兆1,746億円(2024年3月期) |
配当利回り | 3.94%(2024年3月期) |
株価 | 1,979.5円(2024年9月26日終値) |
購入できる証券会社 | 松井証券、moomoo証券 など |
JFEホールディングスの株価チャート(過去5年の株価推移)
JFEホールディングスの株価推移(過去5年分)は、下記のとおり。
※株価チャートは拡大できます。
JFEホールディングスの株価は、2020年4月に上場来安値 626円を付けました。
その後、株価は上げ下げを繰り返しながら、おおむね順調に推移。
2023年には 2,000円の大台を突破。9月に2,437円の高値を付けました。さらに、2024年3月には2,646.5円を記録しています。
※ 2,646.5円は、626円(2020年4月の上場来安値)の4.2倍です!
現在の株価は、やや下落基調…。1,900円台で推移しています。
JFEホールディングスの株価上昇の理由は?
先述のとおり、JFEホールディングスの株価は2020年の約600円が、2024年の2,600円台へと、4年で4.2倍になりました。
同社の株価が上昇した理由は、下記の2点が考えられます。
- その①:2022年3月期の業績回復と大幅な増配発表
- その②:2期連続の増配発表と高配当利回り
それぞれ解説します。
その①:2022年3月期の業績回復と大幅な増配発表
理由の1つ目は、2022年3月期の業績回復と大幅な増配発表です。
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 |
---|---|---|---|
2020年3月 | 3兆7,297億円 | -2,009億円 | -1,977億円 |
2021年3月 | 3兆2,272億円 | 75億円 | -218億円 |
2022年3月 | 4兆3,651億円 | 4,001億円 | 2,880億円 |
上記のとおり、JFEホールディングスの決算は 2020年と2021年3月期の2期に渡り、最終赤字でした。
その後、コロナ禍で経済が低迷していた時期を乗り越え、鉄鋼の生産・出荷数量が回復。
さらに、大口顧客(自動車・家電)向けの販売価格も上昇し、2022年3月期は大幅な増収増益を達成。最終利益も3,000億円近い黒字を確保しました。
業績回復に伴い、2022年3月期の配当金は、前期比130円増の140円に…。
決算期 | 配当金 |
---|---|
2020年3月 | 20円 |
2021年3月 | 10円 |
2022年3月 | 140円 |
この発表を受けて、株価も大きく上昇しました。
その②:2期連続の増配発表と高配当利回り
理由の2つ目は、2期連続の増配発表と高配当利回りです。
決算期 | 配当金 | 配当利回り |
---|---|---|
2023年3月 | 80円 | 4.76% |
2024年3月 | 100円 | 3.94% |
2025年3月(予想) | 110円 | 5.56% |
JFEホールディングスは、2024年3月期の配当金を前期比で20円増額し、100円にしました。
さらに、2024年5月、2025年3月期の配当金を前期比で10円増額し、110円にすると発表。
発表通りの増配が実現されれば、2期連続での増配を達成。また、2025年3月期の予想配当利回りは、5.56%(2024年9月末時点)です。
2024年3月期の配当金が100円、2025年3月期の配当金が110円。配当利回りも、4~5%台と高利回りになったJFEホールディングス…。
連続増配と高配当利回りを好感して、株価も上昇。2024年3月には2,646.5円の高値を記録しました。
JFEホールディングスの株主優待
JFEホールディングスの株主優待は、下記のとおり。
保有株数 | 株主優待の内容 |
---|---|
100株以上 | グループ工場見学会への招待(抽選)※年1回 |
株主優待の権利確定月は、3月の年1回。
100株以上の株主に対して、JFEグループの工場見学会への招待があります。
なお、申し込みが多数の場合は抽選になります。
JFEホールディングスに関してよくある質問
JFEホールディングスに関して、よくある質問をまとめました。
- 質問①:JFEホールディングスの株価と配当の推移を教えてください
- 質問②:JFEホールディングスの配当利回りを教えてください
- 質問③:JFEホールディングスの配当はなぜ高いのですか?
以下で回答します。
質問①:JFEホールディングスの株価と配当の推移を教えてください
JFEホールディングスの株価推移(過去5年分の高値・安値)は、下記のとおり。
※2024年は9月26日までの株価。
年 | 高値 | 安値 |
---|---|---|
2020年 | 1,532円(1月) | 626円(4月) |
2021年 | 1,950円(9月) | 904円(1月) |
2022年 | 1,875円(3月) | 1,303円(10月) |
2023年 | 2,437円(9月) | 1,496円(1月) |
2024年 | 2,646.5円(3月) | 1,743円(8月) |
配当金の推移(6期分)は、下記のとおり。
※2025年3月期は予想。
決算期 | 配当金 | 配当利回り |
---|---|---|
2020年3月 | 20円 | 2.84% |
2021年3月 | 10円 | 0.73% |
2022年3月 | 140円 | 8.13% |
2023年3月 | 80円 | 4.76% |
2024年3月 | 100円 | 3.94% |
2025年3月(予想) | 110円 | - |
質問②:JFEホールディングスの配当利回りを教えてください
JFEホールディングスの2025年3月期の予想配当金は、下記のとおり。
時期 | 配当金 |
---|---|
中間配当(2024年9月) | 50円 |
期末配当(2025年3月) | 60円 |
合 計 | 110円 |
上記のとおり中間配当 50円、期末配当 60円の合計110円を予定しています。
100株を保有している場合、 11,000円の配当金を受け取れる見込みです。
なお、JFEホールディングスの株価は1,979.5円(2024年9月26日終値)。100株保有で197,950円必要になります(手数料は考慮せず)。
JFEホールディングスの予想配当利回り
11,000円 ÷ 197,950円 × 100 = 5.56%
上記のとおり、同社の2025年3月期の予想配当利回りは、5.56%になります。
JFEホールディングスは、ネット証券で購入するのが便利で、手数料もお得です。
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質問③:JFEホールディングスの配当はなぜ高いのですか?
JFEホールディングスの配当金は、2022年3月期から大幅に増額され、その後も高配当が維持されています。
決算期 | 配当金 |
---|---|
2021年3月 | 10円 |
2022年3月 | 140円 |
2023年3月 | 80円 |
2024年3月 | 100円 |
2025年3月(予想) | 110円 |
この背景には、好調な企業業績とJFEホールディングスの配当方針があります。
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 |
---|---|---|---|
2021年3月 | 3兆2,272億円 | 75億円 | -218億円 |
2022年3月 | 4兆3,651億円 | 4,001億円 | 2,880億円 |
2023年3月 | 5兆2,687億円 | 2,250億円 | 1,626億円 |
2024年3月 | 5兆1,746億円 | 2,870億円 | 1,974億円 |
2025年3月(予想) | 5兆2,400億円 | - | 2,050億円 |
上記のとおり2022年3月期以降、業績は好調で、2025年3月期も増収増益の見通しです。
また、同社の配当方針は下記のとおり。
配当性向(連結ベース)を30%程度とすることを基本として検討する
引用元:JFEホールディングス 株主還元(配当等)
配当性向30%を公言しているため、純利益が大幅な減額や
赤字にならない限り、今後も高配当が期待できそうです。
まとめ
今回は、日本製鉄(5401)と JFEホールディングス(5411)の株価上昇の理由について解説しました。
ポイントをおさらいすると、下記のとおり。
- 日本製鉄、株価上昇の理由
その①:2期連続赤字からのV字回復
その②:2022年3月期以降の好調な業績 - JFEホールディングス、株価上昇の理由
その①:2022年3月期の業績回復と大幅な増配発表
その②:2期連続の増配発表と高配当利回り
配当利回りをアップさせるためには、できるだけ安く株を購入する必要があります。
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※投資判断は、自己責任でお願いします。
今回は以上です。