【2025年最新】リクシル（LIXIL）の配当金はいつもらえる？｜権利確定日・配当利回りについても解説

こういった質問に答えます。

こんにちは、ブロガー＆投資家のフリーです。

今回は、「リクシル（LIXIL）の配当の権利確定日はいつ？」「配当金はいつもらえる？」「リクシル（LIXIL）配当利回りは何％？」を中心に解説します。

ポイントは下記のとおり。

※記事は2分くらいで読み終わります。

【2025年最新】リクシル（LIXIL）100株で配当金はいくらもらえる？

リクシルの予想配当金（2026年3月期）は、下記のとおり。

時期	配当金
中間配当（2025年9月）	45円
期末配当（2026年3月）	45円
合　　計	90円

同社の配当金は、中間配当と期末配当の年2回に分けて支払われます。

中間配当、期末配当ともに45円を予定。2つを合計した、2026年3月期（今期）の予想配当金は90円となります。

100株を保有している場合、9,000円の配当金を受け取れる見込み…。

※なお、実際の手取り額は 7,172円（20.315％の所得税等が引かれる）です。

ちなみに、2025年3月期（前期）の配当金も90円でした。

✓ 参考：リクシルの配当実績

リクシルの配当金・配当性向（過去10期分）は、下記のとおり。

決算期	配当金	配当性向
2016年3月	60円	144.7％
2017年3月	60円	40.5％
2018年3月	65円	34.4％
2019年3月	70円	2,317.9％
2020年3月	70円	162.2％
2021年3月	75円	65.8％
2022年3月	85円	50.8％
2023年3月	90円	162.0％
2024年3月	90円	249.2％
2025年3月	90円	1,291.2%

2016年3月期に60円だった配当金は、2025年3月期には90円と、9年で1.5倍にしかなっていません。

ここ3年間も、90円の配当が続いており、停滞している印象です。

株主還元に積極的な上場企業が多くなっている中、リクシルの配当金には物足りなさを感じます。

リクシル（LIXIL）の配当の権利確定日はいつ？

リクシルの配当の権利確定日は、9月30日（中間配当）と3月31日（期末配当）です。

権利確定日の2営業日前を「権利付き最終日」と言います。

なので、配当金を受け取るためには、「権利付き最終日」までに同社の株を購入する必要があります。

リクシル（LIXIL）の配当金はいつもらえる？

リクシルの配当金の支払日は、権利確定日から2～3ヵ月後。

具体的には、中間配当が11月下旬、期末配当が6月上旬になります。

リクシル（LIXIL）の配当利回りは何％？

リクシルの配当利回り（過去10期分）をまとめてみました。

決算期	配当利回り	配当金	株価（期末）
2016年3月	2.61％	60円	2,295円
2017年3月	2.12％	60円	2,825円
2018年3月	2.74％	65円	2,376円
2019年3月	4.74％	70円	1,478円
2020年3月	5.20％	70円	1,345円
2021年3月	2.44％	75円	3,075円
2022年3月	3.71％	85円	2,290円
2023年3月	4.13％	90円	2,177円
2024年3月	4.79％	90円	1,877円
2025年3月	5.21％	90円	1,727.5円
2026年3月（予想）	－	90円	－

リクシルの配当利回りは、2～5％台と、かなりの変動があります。

ですが、ここ3年は4～5％台とかなりの高水準で安定…。

配当金は90円と伸び悩んでいますが、株価が下落基調のため、相対的に利回りが上昇しています。

なお、2026年3月期の配当金も90円を予定。リクシルの2025年9月19日の終値が 1,918.5円なので、予想配当利回りは 4.69％（90円 ÷ 1,918.5円 × 100）になります。

ちにみに、東証プライム全銘柄の配当利回りは、2.27％（2025年9月19日、日本経済新聞より）です。

リクシル（LIXIL）に株主優待はある？

残念ながら、リクシルは現在、株主優待を実施していません。

リクシルのIRを確認しても、下記のとおりで、今のところ優待の復活はなさそうです。

株主優待制度の廃止時期

2019年9月末の株主さまへの提供を最終として廃止いたしました。

引用元：株主優待｜LIXIL

リクシル（5938）に関してよくある質問

リクシル（5938）に関して、よくある質問をまとめてみました。

以下で回答します。

質問①：リクシルの株価は？配当をもらうにはいくら必要？

リクシルの株価推移（直近1年）は、下記のとおり。

※株価チャートは拡大できます。

リクシルの株価（2025年9月19日終値）は 1,918.5円。売買単位は100株で、配当金も100株所有すればもらえるようになります。

同社株を100株購入する場合、計算式は下記になります。

ちなみに、私も利用しているmoomoo証券の場合、日本株の手数料は「無料」となっています。

19万円くらいでリクシルの株主になれて、配当金がもらえます。

質問②：リクシルの配当推移＆配当性向を教えて！

リクシルの配当推移（過去10期分）は、下記のとおり。

決算期	配当金	配当性向
2016年3月	60円	144.7％
2017年3月	60円	40.5％
2018年3月	65円	34.4％
2019年3月	70円	2,317.9％
2020年3月	70円	162.2％
2021年3月	75円	65.8％
2022年3月	85円	50.8％
2023年3月	90円	162.0％
2024年3月	90円	249.2％
2025年3月	90円	1,291.2％
2026年3月（予想）	90円	－

2016年3月期に60円だった配当金は、2025年3月期には90円と、9年間で1.5倍です。

株主還元に力を入れる企業も多い中、リクシルの配当はあまり伸びていません。

また、ここ3年は90円配当で変わらず、2026年3月期の予想配当金も90円となっています。

配当性向に関しては34.4～2,317.9％。十分な利益を稼げていない中、かなり無理をして配当金を出している印象です。

このため、リクシルでは2025年3月期より、配当性向の目標を撤廃しました。

参考：LIXIL、25年3月期の最終黒字80億円　配当性向の目標撤廃（日本経済新聞）

質問③：リクシルの配当性向は高すぎる？

質問②で回答したとおり、リクシルの配当性向は一貫して高い状態でした。

このため、同社は2025年3月期より、配当性向の目標を撤廃しました。

参考までに、現在の配当方針も載せておきます。

• 中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本とする
• 長期にわたり安定した配当を実施することを株主還元の基本とする
• 中期的なEBITDAの水準に基づき、年間配当金額を決定する

引用元：株主還元・配当｜LIXIL

※EBITDA：減価償却前利益。簡易的には、営業利益＋減価償却費で算出する。

まとめ：今回のポイント

今回は、リクシルの配当金について解説しました。

ポイントをおさらいすると、下記のとおり。

リクシル株に限りませんが、株式投資で「配当金を得る」ためには、的確な情報収集が欠かせません。

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＞＞【moomoo】アプリの使い方とメリット、使ってみた感想を解説！

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投資判断は、自己責任でお願いします。

今回は以上です。