一般人が「稼ぐこと」を目的に始めるなら、ブログと日記のどちらがオススメですか? ブログと日記の違いと一緒に教えてください。
こういった質問に答えます。
本記事の内容
- ブログと日記の具体例を紹介
- ブログと日記の違いを理解する5つのポイント
- ブログと日記、結局どちらがおすすめ?
- まとめ:一般人は日記ではなく、ブログで稼ぎましょう!
こんにちは、ブロガー&投資家のフリーです。
今回は、「ブログ」と「日記」の違いを紹介します。
これからブログを始める人の中には、「ブログ= 日記」だと勘違いして、芸能人が書いているような「日記」を量産してしまうかもしれません。
ですが、有名人でもない一般人の私たちが「日記」を書いても、アクセスが集まらず、収益化も望めません。
私たちが、まず最初にすべきことは、「ブログと日記の違いを理解する」、「日記風の記事を書かない」、「読者のためになる記事(=ブログ)を書く」などの点をしっかりと認識することです。
そこで今回は、私の体験を踏まえて「ブログと日記の違いを理解するポイント」、「一般人にブログをおすすめする理由」を中心に解説します。
本記事を読むことで、下記のメリットが得られます。
- ブログと日記の違いがわかる
- 参考にすべきブログの具体例がわかる
- 日記風の記事がダメな理由がわかる
- 一般人が稼ぐには「ブログ」がおすすめな理由がわかる
※3分くらいで「サクッ」と読み終わりますので、ぜひ参考にしてください。
ブログと日記の具体例を紹介
✓ ブログとは? 日記とは?
まずは、そもそもの言葉の定義から確認しておきましょう。
- ブログ:読者の悩みを解決する記事が載っているサイト
- 日記:作者の日常や趣味、考え方などが載っているサイト
「ブログ」は、読者の抱えている「悩みや疑問を解決するため」に書くもの。→ 読者の悩みや疑問を解決できないと、支持されない。
一方で、「日記」は、作者が「自分のこと」を書くもの。→ 記事を書くだけで、読者(ファン)から支持される。
イメージしやすいように、それぞれの具体例を紹介します。
✓ ブログの具体例
ブログの具体例は下記のとおり。
- Tsuzuki Blog:ブログを始めたい人向けのサイト
- イチリタブログ:株式投資を始めたい人向けのサイト
- 不動産投資の森:不動産投資を始めたい人向けのサイト
3つのサイトに共通しているのは、読者が抱えている悩みや疑問を解決してくれる記事がたくさん掲載されている点です。
✓ 日記の具体例
日記の具体例は下記のとおり。
- 市川團十郎 白猿オフィシャルB:市川團十郎さんの日記
- そこのけそこのけ鬼嫁が通る:北斗晶さんの日記
- こんまりのときめき片付けDays:片付けコンサル、こんまりさんの日記
上記は芸能人やインフルエンサーの日記。
読者の「◯◯さんの日常の出来事や趣味、交友関係、イベントについて知りたい」という欲求を満たしています。
✓ ポイントをまとめると…
- ブログも日記も、「読者を満足させる」という目的は一緒
- 日記は、作者の何気ない日常を記事にするだけで支持を得られる
- ブログは、読者の悩み・疑問を解決しない限り支持は得られない
ブログと日記の違いを理解する5つのポイント
ブログと日記の違いを理解するためのポイントを5つ載せておきました。
- その①:運営する目的は?
- その②:読者の集め方は?
- その③:運営コストは?
- その④:収益化の方法は?
- その⑤:身につくスキルは?
それでは、解説します。
その①:運営する目的は?
1つ目のポイントは、運営目的です。
- ブログ:読者をゼロから獲得し、収益に結びつける
- 日 記:日常の出来事や趣味などの情報を発信する
例えば、株式投資「ブログ」の場合、読者をゼロから獲得し、その読者を増やし続け、最終的にアプリや投資スクールなどを紹介して収益につなげていきます。
一方で、「日記」の場合、日常の出来事や趣味、旅行、食事などの情報を発信し、多くの読者に見てもらうことを目的としています。
一般人が「ブログ」を書く場合、「読者のためになる記事を書く」ことがポイント。自己満足な記事や日記風の記事を書いても、読者にまったく読まれません(体験談)。
その②:読者の集め方は?
2つ目のポイントは、読者の集め方(= アクセスの集め方)です。
- ブログ:検索エンジンやSNSで集客する
- 日 記:指名検索やブックマークで集客する
「ブログ」は、検索エンジンやSNSを活用してアクセスを集めます。
読者の「悩みを解決する」記事を書くことで、多くの人たちからアクセスしてもらうことを目指します。
一方、「日記」では、一定数のファンが自ら動いてくれ、指名検索やブックマークを通して、アクセスが増えていきます。
一般人が「ブログ」の読者を集めるためには、SEO対策やTwitterの運用など、日々の努力が必要になります。
その③:運営コストは?
3つ目のポイントは、運営コストです。
- ブログ:月1,000~3,000円くらい
- 日 記:0円
「ブログ」の場合、記事などのデータを保管するレンタルサーバー代が、最低限必要になります。
また、キーワード選定ツール(ラッコキーワードなど)や画像サイトへの投資をしているブロガーさんも多いです。
ちなみに、私の運営コストは、3,000円/月くらいです。
毎月の運営コスト
- キーワード選定ツール:440円
- レンタルサーバー:1,100円
- 画像サイト:1,324円
一方、「日記」の場合、無料のブログサービス(Amebaブログ、はてなブログ)を利用できるので、0円で運営可能です。
その④:収益化の方法は?
4つ目のポイントは、収益化の方法です。
- ブログ:広告収入で稼ぐ
- 日 記:稼げない(別の収入源を紹介する手段)
「ブログ」の場合、1ヵ月あたり数万~数十万のアクセスを集められれば、数万~数十万円(月収)の広告収入を稼ぐことも可能です。
一方、「日記」の場合、ファンサービスという側面も大きので、日記自体で稼ぐことは難しい感じです。
先ほど紹介した、こんまりのときめき片付けDays を見ればわかるように、「片付けコンサルや書籍」という別の収入源を紹介する媒体という位置づけが大きいのではないでしょうか…。
✓ 参考:アフィリエイト収入の計算式(ブログ用)
アフィリエイトで稼ぎたい方は、下記の方程式を覚えておきましょう。
広告単価 × アクセス数 × クリック率 × 成約率 = アフィリエイト収入
例えば、広告単価が500円、アクセス数が10,000PV、クリック率3%、成約率3%の場合のアフィリエイト収入は…
500円 × 10,000PV × 3% × 3% = 4,500円
上記のような感じになります。
その⑤:身につくスキルは?
5つ目のポイントは、身につくスキルです。
- ブログ:たくさんある
- 日 記:ほとんどない
「ブログ」の場合、読者をゼロから獲得し、読者を増やし続け、収益に結びつけていかなければなりません。
その過程で、さまざまな試行錯誤や努力をするので、結果的に下記のスキルが自然と身につきます。
- SEOの知識
- ライティングスキル
- Webデザインスキル
- Webマーケティングスキル
- データ分析力・課題解決力
一方、「日記」の場合、作者の日常や思いを文章にするだけなので、身につくスキルはほとんどありません。
ブログと日記、結局どちらがおすすめ?
ここでは、一般人とインフルエンサー・有名人に分けて、「ブログ」と「日記」、どちらがおすすめかを紹介します。
その①:一般人
月に数万~数十万円を稼ぎたい一般人の方には、「ブログ」をおすすめします。
一般人の方が、ゼロからブログ運営を始めるのは大変な作業ですが、「やる価値は十分にある」と思います。
まずは、下記の2点が現実的な目標になるでしょう。
- まずは「100記事」達成することを目標にする
- 同時に「1年継続」することも目標にする
ポイントは、「他人と比較せず、自分のペースで… 」です。
投資系の副業では成功してきた私ですが、ブログでは少し苦戦しています。今後も正直な体験談を紹介していきますので、一緒に頑張りましょう!
興味のある方は、こちらの記事をご覧ください。
>>【惨敗】ブログ100記事書いたけど、アクセス増えない&稼げない
その②:インフルエンサー・有名人
すでに、たくさんのファンや読者がいるインフルエンサー・有名人には「日記」が最適です。
先ほど紹介した、市川團十郎 白猿オフィシャルB のように、既存のファンの人たちに、毎日の稽古の様子や子供さん達の様子を届けることが最高のコンテンツになります。
インフルエンサー・有名人自身が、何気ない日常をありのままに書くことで、ファンや読者を十分に満足させられます。
まとめ:一般人は日記ではなく、ブログで稼ぎましょう!
今回は、「ブログ」と「日記」の違いについて解説しました。
「ブログ」と「日記」の違いを理解するためのポイントは、下記の5つ。
- 運営する目的は?
- 読者の集め方は?
- 運営コストは?
- 収益化の方法は?
- 身につくスキルは?
そして、稼ぐことが目的の場合、「日記」ではなく、「ブログ」がおすすめです。
ブログ運営を始める前に、「日記」との違いを理解して、貴重な時間と労力をムダしないようにしましょう!
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
今回は以上となります。