【2025年最新】三井物産100株で配当金はいくら？支払日はいつ？【株式分割についても解説】

こういった質問に答えます。

こんにちは、ブロガー＆投資家のフリーです。

今回は、「三井物産100株で配当金はいくらもらえる？」「三井物産の配当の支払日はいつ？」「三井物産の株式分割はいつ行われた？」などを中心に解説します。

ポイントは下記のとおり。

※記事は2～3分で読み終わります。

【2025年最新】三井物産100株で配当金はいくらもらえる？

三井物産の予想配当金（2025年3月期）は、下記のとおり。

時期	配当金
中間配当（2024年9月）	50円
期末配当（2025年3月）	50円
合　　計	100円

三井物産の配当金は、中間配当と期末配当の年2回に分けて支払われます。

中間配当の50円は実施済み、期末配当も50円を予定しています。2つを合計した、2025年3月期（今期）の予想配当金は100円となります。

100株を保有している場合、10,000円の配当金を受け取れる計算です。

※なお、実際の手取り額は 7,969円（20.315％の所得税等が引かれる）です。

ちなみに、2024年3月期（前期）の配当金は85円だったので、15円の増配予定…。

✓ 参考：三井物産の配当実績

三井物産の配当金・配当性向（過去10期分）は、下記のとおり。

※2024年7月の株式分割（1株 → 2株）を考慮して作成

決算期	配当金	配当性向
2015年3月	32円	37.4％
2016年3月	32円	－
2017年3月	27.5円	32.1％
2018年3月	35円	29.5％
2019年3月	40円	33.6％
2020年3月	40円	35.4％
2021年3月	42.5円	42.7％
2022年3月	52.5円	18.7％
2023年3月	70円	19.4％
2024年3月	85円	24.1％

2015年3月期に32円だった配当金は、2024年3月期には85円と、9年で約2.7倍になりました。

とくに2022年3月期以降は積極的に配当を行っており、「52.5円 → 70円 → 85円」と拡大傾向が続いています。

参考までに、三井物産の配当方針も載せておきます。

• 継続的なキャッシュ・フローの拡大に応じ、株主還元を拡充
• 中期経営計画2026の3年間（2024年3月期～2026年3月期）において累進配当を導入

引用元：個人投資家向け説明会資料（2024年9月）

上記のとおり、株主還元の拡充や累進配当（配当維持または増配）を掲げており、今後も同社の配当政策には期待できそうです。

三井物産の配当の支払日はいつ？

✓ 三井物産の配当の権利確定日は？

三井物産の配当の権利確定日は、9月30日（中間配当）と3月31日（期末配当）です。

権利確定日の2営業日前を「権利付き最終日」と言います。

なので、配当金を受け取るためには、「権利付き最終日」までに三井物産の株を購入する必要があります。

✓ 三井物産の配当の支払日はいつ？

三井物産の配当の支払日は、権利確定日から2～3ヵ月後。

具体的には、中間配当が12月上旬、期末配当が6月下旬になります。

三井物産の配当利回りは何％？

三井物産の配当利回り（過去10期分）をまとめてみました。

※2024年7月の株式分割（1株 → 2株）を考慮して作成
※配当利回り＝ 配当金 ÷ 株価（期末）×100で算出

決算期	配当利回り	配当金	株価（期末）
2015年3月	3.97％	32円	806円
2016年3月	4.94％	32円	647.5円
2017年3月	3.41％	27.5円	806.3円
2018年3月	3.84％	35円	911.3円
2019年3月	4.65％	40円	859.3円
2020年3月	5.32％	40円	751.8円
2021年3月	3.69％	42.5円	1,151円
2022年3月	3.16％	52.5円	1,664円
2023年3月	3.40％	70円	2,058円
2024年3月	2.39％	85円	3,553円
2025年3月（予想）	－	100円	－

三井物産の配当利回りは、3.5％～4％台が一つの目安です。

※コロナ禍（5.32％：2020年3月期）は、株価が安く、やや高利回りとなりました…。

2024年3月期は株価が前期比で1.5倍になったため、利回りが2％台まで低下しています。

なお、2025年3月期の予想配当金は100円。三井物産の2025年4月24日の終値が 2,790円なので、予想配当利回りは3.58％（100円 ÷ 2,790円 × 100）になります。

ちにみに、東証プライム全銘柄の配当利回りは、2.56％（2025年4月24日、日本経済新聞より）です。

三井物産に株主優待や隠れ優待はある？

残念ながら、三井物産には株主優待がありません。

三井物産のIRを確認しても、下記の記述があるだけで、直近での予定はなさそうです。

株主優待

当社では株主優待制度は実施しておりません。

引用元：株主還元｜株主・株式基本情報 （三井物産）

✓ 三井物産に隠れ優待はある？

隠れ優待とは、制度として認められていない非公式の株主優待です。

具体的には、「議決権を行使すること」や「アンケートに回答すること」で企業から粗品等が送られてきます。

ただし、毎年行われるものではないこと、必ずもらえるものでもない（抽選になるケースが多い）点に注意が必要です。

三井物産（8031）に関してよくある質問

三井物産（8031）に関して、よくある質問をまとめてみました。

以下で回答します。

質問①：三井物産はいつ株式分割した？株価はどうなった？

三井物産は、2024年7月に株式分割（1株 → 2株）を行いました。

なお、株式分割「前」の株価は7,400円くらいで、100株購入するのに74万円以上の資金が必要でした。

分割「後」の株価は3,700円台になり、37万円くらいで購入できる銘柄になりました。

質問②：三井物産株で配当金生活は可能？

三井物産の配当金は現在、3期連続の増配中で、配当利回りは3％台を狙えます。

また、業績もかなり安定しており、有名投資家「ウォーレン・バフェット」さんも大量保有している銘柄です。

配当金生活を目指す上で、投資先の有力候補の1つだと考えます。

ですが、「三井物産株だけでなく、他の銘柄も組み合わせたポートフォリオを構築する」のがオススメです。

なぜなら、リスク分散の意味からも、収入源は複数にしたほうが安全だからです。

具体的には、下記のような銘柄が投資先の候補として考えられます。

※投資判断は、自己責任でお願いします。

なお、投資の初心者で配当金生活を目指している方には、下記の書籍がオススメ…。

いずれの書籍も、わかりやすく具体的に配当金生活を目指す方法を教えてくれます。

質問③：三井物産の配当性向は？累進配当についても教えて！

三井物産の配当性向（過去10期分）をまとめました…。

決算期	配当性向	配当金
2015年3月	37.4％	32円
2016年3月	－	32円
2017年3月	32.1％	27.5円
2018年3月	29.5％	35円
2019年3月	33.6％	40円
2020年3月	35.4％	40円
2021年3月	42.7％	42.5円
2022年3月	18.7％	52.5円
2023年3月	19.4％	70円
2024年3月	24.1％	85円

三井物産の配当性向は、2015年から2020年3月期までは、概ね30％台で推移していました。

ところが、2022年3月期以降は10～20％台に低下しています。

上場企業の配当性向は、30～40％くらいなので、まだまだ余力があり、今後も増配に期待できそうです。

また、三井物産は累進配当を導入しており、「中期経営計画2026」の期間中（2026年3月期まで）は、減配の心配がありません。

まとめ：今回のポイント

今回は、三井物産の配当金について解説しました。

ポイントをおさらいすると、下記のとおり。

三井物産株に限りませんが、株式投資で「配当金を得る」ためには、的確な情報収集が欠かせません。

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投資判断は、自己責任でお願いします。

今回は以上です。